【プレーバック】ルヴァン杯1回戦 福島6-3札幌

■3月26日、福島・とうほう・みんなのスタジアム
2-0からの逆転大敗で1回戦敗退
北海道コンサドーレ札幌はルヴァン杯1回戦で福島ユナイテッドFCとアウェーで対戦し、延長戦の末に3-6で逆転負けした。
札幌はリーグ戦の先発メンバーと10人を入れ替え、システムも4バックから3バックに変更。ただ一人、連続出場のDF中村桐耶(24)がキャプテンマークを巻いた。
先制したのは札幌。前半8分、相手ペナルティーエリア付近でボールを奪った札幌がショートカウンター。特別指定で来季の加入が決まっているFW佐藤陽成(21、大阪体育大)から右のMF原康介(19)と渡り、速いクロスにMF荒野拓馬(31)が頭で合わせた。
続けて同21分、FW出間思努(19)が相手のビルドアップからGKにプレスをかけてトラップミスを誘い、そのままゴールして2点をリードした。
同26分、右サイドを突破されてのクロスからヘッドを決められて失点。後半5分に今度は左サイドからのクロスに合わせられて同点に追いつかれた。
札幌は同14分に中村に代えてDF家泉怜依(25)、復帰戦だったDFパクミンギュ(29)に代えて岡田大和(23)、佐藤に代えてMF馬場晴也(23)を投入し、MF木戸柊摩(22)がトップ下へ。直後の同15分には左CKからFW中島大嘉(22)が頭で決めて勝ち越しに成功した。
しかし、ここから悪夢が待っていた。同29分に相手のパスワークから同点ゴールを決められ、その後に攻撃は停滞した。同39分に今月12日に加入が発表されたMF林田友兜(19)を投入し、反撃を狙うも得点が奪えなかった。
そのまま延長戦に突入すると、前半1分、5分と立て続けに中央を突破されて2点を決められ、延長後半6分には左サイドのFKからフリーの状態でヘディングシュートを打ち込まれて万事休す。まさかの逆転大敗で1回戦敗退となった。
2017年以降のルヴァン杯では、グループステージで敗れた18年以外は常に次のステージやラウンドに進んでいた札幌だったが、7年ぶりに1stラウンドで姿を消すこととなった。
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