ファイターズ
高卒新人4投手が〝初実戦〟で躍動 ドラ1柴田「だいぶ仲良くなりました。鬱陶しいぐらいです(笑)」

金子コーチ「全員良かった」
日本ハム・柴田獅子投手(18)、清水大暉投手(18)、藤田琉生投手(18)、渋谷純希投手(18)の高卒ルーキー4選手が26日、鎌ケ谷でプロ入り後初めてライブBP(実戦形式の投球練習)に登板した。全員が打者4人に4球ずつ、16球を投じ、柴田、清水大の両右腕はともに最速150キロを計測。金子2軍投手コーチは「それぞれにみんな違う良さがある。きょう初めてバッターに投げたので、しっかりバッターに対して投げられたことが第一段階。ストレートでファウルも取れていましたし、全員良かったと思います」と合格点を与えた。
打者相手に150キロ出したのは初めて
先陣を切って室内練習場のマウンドに立ったドラフト1位の柴田は、ブルペンで出した自己最速にあと1キロと迫る150キロの直球でポテンシャルを示した。打者相手に球速を〝大台〟に乗せたのは初めてで「本当に、日々のトレーニングの積み重ねが少しずつ、成長につながっているんじゃないかと思います」とさわやかな笑顔を見せた。
しかし、抜群の運動神経で打者としても大きな期待を背負う18歳は、全く満足していない。「きょうは、感覚的にはまだまだですね。 本当に(投打)どっちもまだまだなので。自分の目指す場所、行きたいところはもっと上なので。そこに向けて段階を踏んでいけたらなと思います」と高みを見据えた。

清水大は自己最速を更新「悪くはなかった」
ドラフト4位の清水大は、149キロだった自己最速を更新した。「ブルペンからうまく体を操れていないなと思っていて、感覚的にはあんまり良くなかったんですけど、久々に(打者に)投げて、自分が思っていたよりは投げられたので、悪くはなかったのかなと思います」と、大器の片鱗を見せた。