コンサドーレ
2025/03/28 07:00

最大の恩返しは、意志を継いで次のフェーズに向かうこと《河合CRCの竜の眼》

 

リーグ戦連勝はポジティブ要素

 浮き沈みの激しい2週間だった。札幌は第5節・秋田戦で今季初勝利を挙げ、続く愛媛戦にも勝利した。決して満足いく内容ではなくても、勝ち点6を積み上げたことは大きなポジティブ要素といえる。

 リーグ戦に連勝して迎えた26日のルヴァン杯では一転して、J3の福島に苦杯をなめた。一発勝負のトーナメント戦。カテゴリーが下の相手に対しては受け身になりがちで、往々にしてジャイアントキリングが起きるものだ。

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 相手のホームというディスアドバンテージがある中で、札幌も例に漏れず敗れ去った。経験の乏しい選手が多く連係面の難しさはあったが、3ー6のスコア以上にゲームの中身は苦しかった。

原因はズバリ、運動不足にあり

 リーグ戦での白星という好材料を得た今だからこそ、解決すべき課題に目を向けたい。勝敗に関わらず内容がパッとしない根本的な要因は、運動量不足にあると感じている。

 走る、戦うという基本の姿勢がチーム全体に浸透していない。サッカーはボールを回して点を稼げるスポーツではないし、パス本数の多いクラブが勝つわけでもない。原点に立ち返り、球際で泥臭く戦うプレーを徹底してほしい。

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