豊かなキャリアを生かす

　日本ハムは２０日、前監督の栗山英樹氏（６０）が２０２２年シーズンから「プロフェッサー」に就任すると発表した。２３年に「北海道ボールパークＦビレッジ」の開業を控え、“世界がまだ見ぬボールパーク”でプレーするにふさわしい選手、チームづくりを推進していくために新設された。
　プロ野球の選手、監督に加え、スポーツキャスターや大学教授を経験。豊かな知見と類いまれなキャリアに基づいて選手教育の指揮を執る。選手を対象に定期的に講義を行うなど、チーム強化の二大指針の一つ「育成」を推進する。
　栗山氏は「全身全霊を注いできたファイターズ、選手たちがこれから前へ進むために何ができるのかを真剣に考えて新しい役割と向き合います。監督としての１０年間での気付きを生かし、光栄な肩書に応え、野球人形成の一助となれるように努めていきます」と球団を通じてコメントした。