【一問一答】金村尚真 充実の調整を経て大役へ 試合前に必ず食べるものは…

■全体練習(3月27日、ベルーナドーム)
日本ハムの開幕投手を務める金村尚真投手(24)が入念に前日調整を実施した。昨年11月のファンフェスティバルでのサプライズ指名から4か月。いよいよ迎える晴れ舞台に向けて意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
―初の開幕投手。気持ちの高ぶりはあるか
「そうですね。きょう、ベルーナ(ドーム)に入って、やはりエスコンでやっていた時よりは緊張もしています。本当に始まるんだな、という思いと、今シーズンの開幕を任されているので、しっかり良いスタートを切れるように、という思いでいっぱいです」
―あらためてオフからオープン戦までの調整を振り返って、充実感はあったか
「充実していましたね。もちろん(開幕投手を)言われていたので、そこに合わせていけましたし、責任感なども生まれるようになってきたので、本当に充実した良い期間を過ごせたんじゃないかなと思います」
―気を付ける打者など、頭の中にある相手はいるか
「去年1年間、対戦していますけど、やはり今年になって違うと思いますし、誰を気を付けるか、というよりは全体的に。やはり緊張すると思うので、自分のプレーをできるように、というのを意識しながらやっていけばいいのかなとは思います」
―大役への不安をどう乗り越えてきたか
「周りの選手の方々が、それに対してたくさん話しかけてくれますし、フォローしてくれたので、僕自身にとっては重役という感じでもないですし、この経験が良い方向に行けばいいのかな、という感じで今、来ている。良い経験にできればいいかなと思います」
―相手の先発は今井。何か意識する点はあるか
「もちろん良い投手。でも意識しすぎて、自分の調子が狂うのが一番ダメなので、自分のピッチングに集中していければいいかなと思います」

―昨年、開幕投手を務めた伊藤と何か話はしたか
「いや、特に。もうこれまで十分に話しているので、あとはプレーするだけだと思う。そこは特に何も話していないです」
―伊藤はホーム開幕戦で投げるにもかかわらず、敵地で調整。自身への激励もあるのでは
「心強いですし、あしたになってまた話す機会もあると思うので。そこは本当に心強いです」
―開幕戦に向けて何か験担ぎをしているか