ファイターズ
2025/03/27 21:35

水野達稀 今井攻略のカギは「揺さぶり」 打つのは大事な場面だけ? イジられてさらに発奮

好投手の今井攻略に燃える水野=撮影・松本奈央

■全体練習(3月27日、ベルーナドーム)

2年連続3度目の開幕スタメンへ準備万端!

 日本ハムの水野達稀内野手(24)が27日、ベルーナドームで調整し、西武との開幕戦に備えた。

 2年連続3度目の開幕スタメンが濃厚。苦手とする今井達也投手(26)を攻略するために「揺さぶり」も視野に入れて打席に入る。チャンスに強い意外性の男は、しぶとくあがいて、チームの勝利を引き寄せる。

指揮官の狙いを体現 「嫌がることをやらないと」

 狙いは定まった。開幕戦を翌日に控え、水野は自らの役割をイメージしていた。

 新庄監督がポイントに挙げた足を使った攻撃に同調し「普通に打てるピッチャーじゃない。オープン戦の数字とか見ても、打たれていない。今井さんが嫌がることをやらないといけない」と力を込めた。

分が悪いのは百も承知

 昨年、今井との対戦成績は9打数無安打。正攻法では分が悪いと認めている。

 「(脱力したフォームで)ひょいって投げるじゃないですか。その割にエグい球が来る。真っすぐがすごいのに意外と投げて来ないところも嫌らしい。変化球でポンポンとストライクを取って、外の真っすぐを見せて最後に落としてくる」と想定。苦手意識を隠す必要がないほどの難敵で「めちゃくちゃ嫌ですね、本当に…」と表情をゆがめた。

チームの勝利へ粉骨砕身

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい