ファイターズ
2025/03/29 19:10

【プレーバック】パ・リーグ2回戦 日本ハム3-2西武(3月29日、ベルーナドーム)

延長十回を無失点に抑えた田中(右)と伏見=撮影・松本奈央

(延長十回)

 延長戦を制し開幕2連勝 福谷が移籍後初勝利

 日本ハムは敵地で西武と対戦し、延長十回の末に3―2で勝利。開幕2連勝を飾った。

 2―2の十回、2死から5番の郡司裕也捕手(27)が二塁打、続く矢沢宏太投手兼外野手(24)が投手強襲の内野安打で一、三塁とした。矢沢が二盗を決め、二、三塁で打席に入った上川畑大悟内野手(28)はしぶとく中前に運び、勝ち越しに成功した。打線は一回に先頭の万波中正外野手(24)が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁し、暴投で三進。2番・清宮幸太郎内野手(25)の一ゴロの間に先制点をもぎ取った。1―0の四回には1死二、三塁で郡司が左前にタイムリーを放った。

 投げては先発の加藤貴之投手(32)が6回6安打1失点(自責点0)と好投した。八回に3番手で登板した杉浦稔大投手(33)は1点を失い、なおも2死一、二塁とされたが、河野竜生投手(26)が7番の源田を投ゴロに打ち取って火消しに成功した。2番手の池田隆英投手(30)、5番手の福谷浩司投手(34)、ラスト十回のマウンドに上がった田中正義投手(30)はそれぞれ1回をパーフェクトに封じた。

 試合詳細はコチラ


■四回にタイムリーを放った郡司

「(花粉症で)鼻は詰まっても、打撃は詰まらないぞという意識で打席に入りました」

■先発し、6回6安打1失点(自責点0)と好投した加藤貴

「郡司がいいリードをしてくれました。開幕2戦目で独特の雰囲気がありましたが、野球を楽しんで投げることができたと思います。あとはリリーフ陣に託します」

(全11カット)

一回無死、二塁打を放つ万波

 

一回無死三塁、清宮の一ゴロの間に生還した万波

 

日本ハムの先発登板は加藤貴

 

四回1死二、三塁、適時打を放つ郡司

 

四回1死二、三塁、適時打を放った郡司(右)

 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい