高校野球
2025/03/30 21:25

侍ジャパンU-18日本代表候補選手の強化合宿に3人の道産子が選出

侍U-18日本代表候補選手の強化合宿に選出された(左から)札幌日大高・窪田、健大高崎・下重、明徳義塾・藤森

U-18W杯が沖縄で9月に開催

 日本高野連は30日、9月に沖縄で開催される「ラグザスpresets 第32回WBSC U-18ワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-18日本代表候補選手の強化合宿に参加するメンバー42人を発表した。合宿は4月3日から3日間(会場は非公表)で、北海道からは由仁町出身の窪田洋祐投手(札幌日大高3年)、釧路市出身の下重賢慎投手(健大高崎3年)、根室市出身の藤森海斗外野手(明徳義塾3年)が選ばれた。選手選考は都道府県の各高野連からの推薦者と今春のセンバツ甲子園出場選手、日本代表スタッフ推薦の選手の中から、日本高野連の技術・振興委員が選出した。

恵まれた体格で投打二刀流の窪田

 窪田は186センチ、88キロの恵まれたフィジカルを生かして投打二刀流をこなす。昨夏の甲子園では2年生ながら「4番・中堅」で出場。昨秋は全道4強入り。11月の北海道・東北地区交流試合では、聖光学院戦を9回3失点で完投し、自己最速の149キロをマーク。花巻東戦では本塁打を放つなどセンバツ甲子園に出場した両校相手に存在感を示した。

甲子園でエース級の活躍だった下重

 下重は釧路リトルシニア出身の145キロ左腕。昨夏に続いて出場したセンバツ甲子園では18日の1回戦で10回1失点完投するなど、準決勝の横浜戦まで3試合で計22回を投げ6失点。エース級の活躍だった。

勝負強い左のスラッガー・藤森

 藤森は明徳義塾の左のスラッガー。明徳義塾中では捕手として全国中学3位。高校では右翼や一塁など複数ポジションをこなす。2季連続出場したセンバツ甲子園では、1回戦の健大高崎戦で下重から5回2死二塁で一時同点の三塁打を放つなど勝負強い打撃が持ち味だ。

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