【一問一答】本拠地開幕戦に先発する伊藤大海がファンに共闘呼びかけ「もう一回、勢いをつける」
1日のソフトバンク戦で先発する伊藤
チームは63年ぶり開幕3連勝中
いよいよ真打ち登場だ。昨年最多勝・最高勝率の投手2冠に輝いた日本ハムの伊藤大海投手(27)が、今季初登板となる4月1日のソフトバンク戦(エスコン)を前に、報道陣の取材に応じた。球団史上63年ぶりの開幕3連勝を飾るなど、チームは絶好調。本拠地開幕戦でその勢いをさらに加速させるため、道産子エースがエスコンフィールド北海道のマウンドに降臨する。主な一問一答は以下の通り。
―エスコン初戦を任される。徐々に気持ちは上がってきているか
「そうですね。(開幕投手の金村)尚真も良いスタートをしてくれましたし。ホームでまた違った雰囲気もあると思いますし、絶対勝たなければいけない一戦だと思うので、気合を入れていきたいと思います」

―ここまでのオフ期間の取り組みは充実したものになったか
「万全の準備はしてきましたし、自分の思ったとおりにシーズンインできるかなと思います」
―金村とは28日の試合後に何か話をしたか
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「ナイスピッチング、という話はして。謙虚さが味方をつくるということも言いました。調子に乗りそうだったので(笑)」
―ベルーナドームまで来て良かった
「そうですね。(金村が)良いピッチングを見せてくれなかったら、僕は花粉を浴びに来ただけだった(笑)。良かったです」
―金村のヒーローインタビューまで見届けた?
「そうですね。じゃなかったら、来た意味がない(笑)。1戦目でしたし、チームとしても僕がそこにいるということで、何かチームとしての意味はあったと思うので、それはすごく大事にしていました」
―開幕して、チームの雰囲気はどうか
「逆にオープン戦のときと変わらないというか。オープン戦の雰囲気がすごく良かったので、それが継続できていると思いますし。良い雰囲気だったというか、全員が1球に入り込んでいる。ベンチも含め、ブルペンも含め、後ろに控えているスタッフの皆さん含め、すごく1球への集中力が違ったな、というのを感じたので。すごく良い雰囲気だと思います」

―開幕戦直前にはベンチ裏で生成AIの「ChatGPT」で結構盛り上がっていたそう
「(清宮)幸太郎が中盤にホームラン(打つ)みたいな。ありましたね。僕あんまりAI好きじゃないですけど(笑)」
―ソフトバンク対策は
「しっかり一人一人、打者を確認するのもそうですし、やはりソフトバンクはシーズンになったときの、ここぞという力はすごいと思うので、そこはしっかり準備して入りたいです。その中で自分のパフォーマンスをしっかり出すという、そこにしっかり着目してやっていきたいと思います」
―シーズン初登板前に行う、特別な験担ぎはあるか
「ないですね。それだけの準備はしてきたので、そのまま、ありのままの自分で入っていけたらなと思います」
―ソフトバンクに借りを返したい思いはあるか
「周りが言うほど意識していないです(苦笑)」

―本拠地開幕でもしっかり勝って勢いをつけたい
「そうですね。相手どうこうよりも、そっちの方が大きいかもしれない。やはりエスコンの開幕というところで、そこでチームにもう一回、勢いをつける、というところの思いの方が強いかなと思います」
―ファンからの期待を背負って戦う形となる
「そういう姿で自分たちも戦っていきたいですし、エスコンのあのガラスが割れるぐらいの声援をよろしくお願いします(笑)」