ファイターズ
2025/03/31 19:30

柳川大晟が中継ぎ転向後2軍で4回8K 体調不良での降格から原点回帰「真っすぐが一番…」

30日の2軍DeNA戦で1回無安打無失点の2奪三振で完璧に抑えた柳川

勝負球いい感じ 2軍で無双状態

 日本ハムの柳川大晟投手(21)が、1軍昇格へ順調にステップを踏んでいる。2月の春季キャンプ途中に先発から中継ぎへ配置転換が決まり、3月は実戦4試合に登板。計4回を投げ毎回2三振ずつを奪い、まだ失点はない。打たれた安打も1本のみと、無双状態だ。

 30日のイースタン・リーグDeNA戦の前回登板は9球、26日の同ヤクルト戦の前々回登板はわずか7球(全球ストライク)で3者凡退に斬った。「少ない球数で、しっかり三振を取ること。そこが去年はできていなかったので、意識しています。追い込んでから、1球で決めきることが1軍での課題だった。今のところ、そこは良い感じです」と、表情に充実ぶりがにじんだ。

一時は体重5キロ減

 高卒4年目の今季は志願して先発に挑戦するも、1軍スタートとなったキャンプで序列を覆すまでには至らず、リリーフ再転向を命じられた。さらには終盤に体調を崩し、2軍降格。一時は体重が5キロ減るなど苦しんだが、「キャンプはあんまり状態が良くなかったので、体調不良になってまた一から、逆にそこで気持ちを切り替えてできた」と前向きに自分と向き合ってきた。

1軍コーチにも指摘されて意識改革

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい