日本ハムの北山亘基投手（２５）が、２日のソフトバンク戦（エスコンフィールド）で今季初先発する。一問一答は以下の通り。

―気持ちは高ぶっているか
「まずはけがなく病気なく、健康な状態でマウンドに上がれるので、そこに感謝して、あしたに備えたいなと思います」

―ここまでの調整具合は
「昨シーズンが終わったところから、できることは１００％やってきましたし、その中で実際に良い方向に変化している部分もたくさんあると思う。やってきたことを信じて、それ以上のものは出ないと思うので、地に足を着けてやっていきたいです」

―開幕カードは３連勝。どう見ていたか
「僕は、そうなるだろうなと、なんとなく予想していました。すごく去年に比べても強いチームになっているなと感じますし、そうなった中で、その流れをしっかりつなげられるようにとイメージしていました。きょうも（伊藤）大海さんが勝ってくれると思うので、それをしっかり次のピッチャーにつなげられるように、僕もしっかり準備したいです」

―早く勝ち星が欲しいか
「勝ちが結果的に付けば良いですけど、チームが勝つことが一番うれしいので、そこにどれだけ貢献できるかだと思う。それ（勝ち星）は終わってみてからでいいんじゃないかなと思います」

―ソフトバンクの印象は
「昨年、優勝しているチームですし、すごくチーム力が高いということはみんな分かっていることだと思う。でもしっかり自分の持ち味を出して、バッター一人一人に集中して投げていけば、抑えられる部分もあると思うので、集中してやっていきたいです」

―３連勝を予感していたのは、どんなところでか

「チーム内の競争の雰囲気もそうですし、ピッチャー、野手どっちもキャンプの時点で、去年よりもレベルアップしている雰囲気をすごく選手間でも感じていた部分があった。そういったところも含めて、そうなるんじゃないかなと思っていました」

―ソフトバンクの打者で特に気を付けたいのは
「全員、良いバッターですし、一人一人に集中して、変に考え過ぎてもダメなので。一人のバッターとして誰とかはそこまで考えずに、情報、データをしっかり頭に入れて投げていけたら」

―登板日を言われたのはいつか
「結構、前です。なんとなくそういう流れで、僕がちゃんと結果を出していくことが必須だったと思う。いつ言われたかは覚えていないです」

―ソフトバンク戦であることは想定していたか
「個人的にはここを目標にやってきましたし、思い通りの登板機会をいただけたので、すごくうれしいですし、僕の中ではここに合わせてやってきたので、すごく良いスタートを切れたんじゃないかなと思います。ホームなのもありますし、どこが良いとかはなかったですけど、どこかで開幕ローテに入れれば良いなと思っていて、ホームで去年の優勝チーム相手に投げるのは特別なこと。まずチャンスをもらったのは、すごくうれしいです」

―開幕ローテの重みはどう感じるか
「去年はＣＳ（クライマックス・シリーズ）も投げさせていただきましたし、そこですごい緊張感だったり、いろいろ得られるのもがあったので、その場に立たせてもらった以上は、その経験を今シーズンにつなげる責任はあると思う。そういう思いでしっかりオフを過ごしてきたので、よりレベルを上げてチームに貢献できるように投げられたらなという思いでいます」