中村桐耶 今季初クリーンシート達成狙う「何としても上位に食らいついていかないと」
次戦でのクリーンシート達成を目指すDF中村(中央)。プレーの幅を広げようと周囲の意見を積極的に取り入れている=撮影・宮西雄太郎
■4月2日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は2日、札幌市内で第8節・徳島戦(5日、プレド)へ向けて全体練習を行った。公式戦全8試合に出場中のDF中村桐耶(24)は、今季初のクリーンシート達成を目指し、仲間との連係を深めている。札幌の若きリーダーは強い責任感を胸に、DF陣をけん引する覚悟だ。
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岩政監督から30分以上の指導
求められる役割を全うしようと、日々ベストを尽くしている。中村はプレーの幅を広げるため、周囲の声を積極的に聞き入れる。1日の全体練習後には岩政監督から30分以上のマンツーマン指導を受け、この日も青木と時間を掛けてじっくりと話し込む姿があった。
目下の課題は攻撃の組み立てだ。GKやDFを含めた全体での攻撃的サッカーを目指す札幌にとって、最終ラインからのビルドアップは重要な意味を持つ。家泉とコンビを組んだ前節(甲府戦)の反省を生かし、細かなポイントの修正を図っている。

「前回の試合は僕らがビルドアップを停滞させてしまったので、改善を求められていると思う。リズムやゲームをつくることができる上手な選手は多いので、スムーズに前へとボールを供給することが大事」
DFライン中央での出場数が増し、周囲から戦術をどん欲に吸収
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左サイドを駆け上がる積極的な攻撃参加を持ち味とするが、今季はDFラインの中央を担う機会が増えた。これまで以上に守備への意識は高まり、現在は細かな立ち位置や、状況に応じた判断力を身に付けようと奮闘中だ。
経験が少ないポジションだからこそ、素直に助言を受け入れることができる。中村は「受ける前の位置やボールの置き所を含め、まだまだ余裕を持ってプレーできるところまでいってない。今週はいろいろな人と話をして修正することになる。前回と同じような負け方をしないように残り2日を生かしたい」と、先人の経験をどん欲に吸収する。

「正念場と言ってる場合でもない」
連勝は前節で止まり、札幌はリーグ戦で2勝5敗、17位と低空飛行を続けている。中村は受け入れがたい現実から目をそらさず、次戦での必勝を誓う。
「正念場って言ってる場合でもない。何としても連勝して上位に食らいついていかないと。今後は上位陣との対決も待っているので、次の試合に勝って勢いを付けたい。今季は無失点試合が1回もないですし、流れを渡さないためにも守備陣全体で頑張ります」
かみ合わなかった歯車も、1つの白星があれば動き出す。むかわの星が敵をシャットアウトし、勝ち点3をたぐり寄せる。
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