松本剛 伊江島自主トレを共にする好調の4番・野村佑希へ 「やると思っていた」
アップ前、野村(右)とランニングする松本剛=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ2回戦 ソフトバンク1-3日本ハム(4月2日、エスコンフィールド北海道)
絶好調の〝弟分〟に目を細める選手会長
日本ハムの野村佑希内野手(24)が4番として存在感を見せている。二回にチーム初安打となる左前打、四回には右前打と複数安打をマークした。沖縄・伊江島で自主トレを共にする松本剛外野手(31)は、そんな若きスラッガーに温かいまなざしを向けている。
伊江島での自主トレ。集合写真で開幕4番ポーズを見せる(左から)細川、石井、野村、松本剛
昨秋のキャンプでは手締め役に指名
チームをけん引する選手会長は、オフの自主トレを共にする背番号5のことを常に気にかけてきた。
昨年の秋季キャンプでは悔しい成績に終わった野村を最終日の〝手締め役〟に指名。「何か気持ち的な部分でも、少しでも変化があれば」。殻を破ってほしいという願いを込めた。
重圧と戦う若き主砲を鼓舞
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今年の沖縄・伊江島自主トレでは「バッティング能力はズバ抜けているので、普通にやれば間違いなく20発(ホームランを)打てる能力がある」、「野村がチームを引っ張るようになったら、強くなると僕は感じている」。開幕4番のプレッシャーと戦う後輩のことを鼓舞していた。
『松本賞』獲得へ幸先の良いスタート
シーズンが開幕し、野村は開幕3戦目の西武(ベルーナドーム)戦で2打席連続本塁打を含む3安打6打点。1日の本拠地開幕戦では、2試合連発となる3号ソロを放った。
松本剛がノルマを達成した後輩にご褒美をあげる『松本賞』に設定した25本塁打に向けて、好スタートを切った。
3月30日の西武戦、五回にこの試合2本目のホームランを放った野村(右)を迎える松本剛(左)
頼もしく成長した後輩へ 「すごいこと」
重圧をはねのけて結果を残す姿に、松本剛は「調子いいと思いますし、やると思っていたので。本人が一番、自覚しているんじゃないですか。すごくいい感じで入れているし、プレッシャーを感じる中で、ああやって結果を残すのはすごいことだと思います」
これから先のことも思いやり「うまくいかないこともあると思いますけど…僕が言うことじゃないので」と言葉をつないだ。
ベンチからでもチームをけん引
自身は3試合続けてベンチスタート。チームリーダーとして声を出し、仲間をもり立てる姿があった。
「やることをやるしかないので、しっかり準備して出たら頑張ります」。最善を尽くして、出番が来るのを待つ。
七回、ソロ本塁打を放った吉田(手前右)を迎える松本剛(左)