石水社長が抱く夢「北海道にサッカー専用スタジアムができたら」
新スタジアムの構想について語る石水社長=撮影・石川崇子
北海道政経懇話会4月例会で講演
北海道政経懇話会(代表幹事・堀井友二北海道新聞社社長)の4月例会が4日、札幌市内で開かれ、北海道コンサドーレ札幌の石水創社長(43)が登壇し「フルコミット」と題して講演した。社長就任の経緯やクラブの歴史、夢であるサッカー専用スタジアム建設への思いを多いに語った。

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先代・勲氏はコンサドーレ生みの親
先代の遺志と夢を継ぐ。石水社長は講演の最終盤に、クラブ創設を主導した故・石水勲氏が1999年に描いた1枚の絵をスライドに映し出した。現在クラブが練習場とする宮の沢・白い恋人サッカー場に大きな客席が設置された専用スタジアムは、コンサドーレの生みの親である父の夢でもあった。
「夢を発信することが大事だと思っています」
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「20年以上ずっと、北海道にサッカー専用スタジアムができたらいいなと思いながら過ごしている。(生前に)石水会長も同じ事を考え、いずれは宮の沢の練習場をスタジアムにしたいと言っていた。スタジアムがありホテルが建っていて、そこからピッチが見られる。ピッチとスタンドの距離まで設計図に全部書かれている。現実になるかは分からないけど、夢を描く。そして、その夢を発信することが大事だと思っています」

英国中心にスポーツ施設を見学
石水社長はスタジアム巡りを趣味とし、語学留学経験のある英国を中心に、数々のスポーツ施設を見学してきた。観客席の傾斜や待合室の雰囲気、スタジアムグルメまでつぶさに観察し、構想実現へのイメージを膨らませている。
「サッカーに限らず野球もバスケットボールやバレーのアリーナも。隙間時間があればスタジアムへ行きます。いいなって思うのはマンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラフォード。CKの助走が取れないほどピッチと観客席の距離が近い。イギリス留学時代は月に1回はプレミアリーグを見に行ってました」
町づくりの一環としてスタジアムがある
官も民も巻き込んで、大きなうねりを起こしていく。新スタジアム構想の気運を高めるために、石水社長が強調するワードは「町づくりの一環」だ。
「スタジアムありきでは、箱物でお金が掛かる。誰がお金を払うの?という論調になる。町づくりの手段としてスタジアムがあるという考え方が大事で、そこはぶれないようにしたい。例えば(NBAの)ロサンゼルス・レイカーズでは、アリーナができるまで殺人事件が起きるくらい治安の悪い地域だったけど、スタジアムができて周辺にホテルやアミューズメントパークができて治安が良くなった。町づくりの一環としてスタジアムがあるという観点が大事」

親子2代の夢実現へ新社長の熱い思い
親子2代の夢を、絵空事には終わらせない。理想に燃える新社長が、札幌の未来を明るく照らす。
