【プレーバック・コメント入り】J2第8節 札幌1-0徳島

■4月5日、札幌・大和ハウスプレミストドーム
家泉の劇的弾で今季初のホーム勝利
北海道コンサドーレ札幌は徳島ヴォルティスとホームで対戦し、1-0で今季初の完封勝利。本拠地では3戦目にして初の勝ち点3を手にした。
リーグ戦7試合で5試合無失点中と守備力の高い徳島に対し、札幌はこれまでボランチで先発していたMF高嶺朋樹主将(27)を左サイドバックに置く4-4-2で臨み、高嶺の代わりには道産子ルーキーMF木戸柊摩(22)が入った。
序盤から互いに激しいボールの奪い合いを演じ、試合は落ち着くことなく攻守の切り替えが速い展開が続いた。前半14分、札幌は徳島の猛攻を受け、同15分のCKではこぼれ球からゴール右上に鋭いボレーシュートを浴びるも、GK中野小次郎(26)が横っ飛びの好セーブでこれを防ぐ。
同21分には札幌FWアマドゥ・バカヨコ(29)が相手のビルドアップにプレスをかけて奪い、MF近藤友喜(24)の横パスに今季初先発のFW白井陽斗(25)がシュートするも、わずかに右。同23分に受けたカウンターでは徳島FW杉森のコントロールシュートが左ポストを叩いた。
同40分にまたも札幌の決定機。MF青木亮太(29)が上げた左クロスのこぼれ球に、フリーのバカヨコが落ち着いて左足シュートを放ったが、これもまたバーに弾かれてしまう。互いに決定機はつくるものの、両者それを決めることができないまま前半は終了した。
ハーフタイムには木戸に代わり、ケガから復帰して6試合ぶりの出場となるMF田中克幸(23)がボランチに入った。後半は徐々に球際の強度が増していき互いにヒートアップしていく。
同4分には白井が相手DFエウシーニョと小競り合いになり、17分にはDF西野奨太(20)と競り合った相手FWバルセロスの足が西野の左膝に入りファール。それを間近で見ていたベンチの岩政大樹監督(43)も激高するなど、一触即発の展開となっていく。
同41分には前線で近藤がロングボールをトラップした瞬間に倒され、徳島DF青木が一発レッドカードを受けて退場となった。10人となった徳島はDFの選手を増やし、このまま最低限の勝ち点1を狙って守備を固める。
中断時間が長かったこともあり、アディショナルタイムは8分。すると同5分、途中出場のMF長谷川竜也(31)がペナルティーエリア左角付近からクロスを上げ、直前のFKで攻め残っていたDF家泉怜依(25)が執念のヘディングシュート。途中出場のMFスパチョーク(26)、FW金健熙(30)がニアでオトリとなり、ファーサイドから家泉が相手DFの上を行く高さからゴール左上に突き刺した。
そのまま札幌は最後まで守り切り、試合は終了した。両チームのファール総数は27。イエロー、レッド併せて合計8枚のカードが飛び交った激戦は、今季初完封を成し遂げた札幌に軍配が上がった。
■後半34分に途中出場し、値千金の決勝点をアシストしたMF長谷川竜也(31)
「(ドリブルで)仕掛けている時に中の状態っていうのは間接視野で見えていたので、あとは良い所に上げるっていうのを前提に、仕掛けていて、良い所に上げられたと。選手である以上、試合には出たいし、自分の出番がいつ来てもいいようにっていう準備をしていただけなので、きょうこうやって少しチャンスをもらえて結果を出せたっていうのは、出られない時の課程が少し報われたのかな」
■今季初先発で何度もチャンスを演出したFW白井陽斗(25)
「チームは勝ちましたけど、個人としての仕事ができていないので、また反省して1週間やっていきたい。(チャンスは)全部を決められるように頑張ります。今年初めてのスタメンで、このチームに来て、ホームで初めてのスタメンだった。ホームで勝利がない中で、どうしても自分のゴールで勝ちたいっていう、その欲がそのままプレーに出たかな。(後半4分に相手選手とヒートアップ)ああいうプレーも、今年は出すというか、それぐらい熱くやっていけたら」
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