《徳島戦後》(試合中に激高も)マジで冷静でした。選手を守るため、だけでしたね
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■J2第8節 札幌1-0徳島(4月5日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
―試合を振り返って
「率直に、ここまで3試合目までホーム初勝利に時間が掛かってしまったことをサポーターに申し訳なく思っています。とはいえ3試合目でようやく勝てたので、サポーターの皆さんと次の戦いを描けるような試合ができたと思っています。0-0で推移したけど、狙ったことは出ていた。ビルドアップだけ、ここの芝があまり良くなくて選手の判断で回避したところがある。もう少し後ろでやりたかったけど、この状況では難しかった。それ以外は、ほとんど練習でやったことを選手たちが出せていた。その上でチャンスをつくりボールを奪い、素晴らしい内容だった。0-0で終わっていても選手を褒めたたいと思いながら見ていました。これだけできる選手たちなので、それをここまでやらせてあげられなかった僕の責任は重いと感じて見ていました。これをもっと早くやらせたかった。ここまでのストーリーを思い返すと、いろいろな出来事があって、それを経過した上でのきょうにも感じる。未来に目を向けて、これから30試合こういうゲームを続けたい」
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―0-0で推移しながらも時間が経つにつれて内容が良くなった
「後半になって、時間と共に良くなるのはサッカーの試合ではよくあること。徳島はここまで好調な状況で、うちは前節に負けて不安定な状態。前半はそれが如実に表れるのがサッカーだと思っている。不安定な状況から入ることは想定していて、そこから徐々に良くなることも想像していた。途中から田中克やチェック(スパチョーク)が入ることも戦略通りで、選手たちは期待通りやってくれた。徐々に選手の特長が出て押し込むことができた。(相手が)10人になってからは、瞬時にいろいろ策を考えました。攻撃的な選手をもう1枚入れるかどうかを踏まえて考え、より前に重心をかけるために後ろに(パク)ミンギュを入れることで、相手が1トップになる。ミンギュと家泉でその1枚を見て、サイドがどんどん出て行くことを思い描いた。高嶺とミンギュでサイド(バック)をどちらにするかは悩んだけど田中克、(長谷川)竜也、高嶺のコンビネーションがトレーニングで非常に良かったので、この3人でサイドを崩そうと思いました。それが実際に短い時間でも出てくれたので、押し込むことができた。最後は家泉も素晴らしかったし、竜也は泣いてました。彼もこれまで苦労していた。札幌でも苦労を重ね、今季は僕がなかなかスタートから使わないので苦しかったと思う。きょうのような働きを期待して最後は使いました。期待に応えてくれて嬉しかったです」
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―今季初の無失点ゲーム。試合前に選手へ伝えたことは
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「ずっと開幕から失点を重ねて試行錯誤してきました。僕が考えているプロ選手のベースと、ここにいる選手のベースは違いますから。それは良い悪いではなく持っているものや経験が違う。そこにしっかり目線を合わせて、選手たちに効果的な言葉を使わないといけなくて、少しずつ改善してきたつもりです。今週の取り組みは細かく言えませんが、どうしても細かいことを設定すると選手たちはそこに頭がいって、大胆になりきれない現象があった。先週は連戦や代表戦の影響もあって、選手たちは1週間バラバラに準備をして気持ちが揃わなかった。そこに対して(甲府戦は観客に)見せるべき試合だったか? という話をした。週明けはその話を一切せず、仕組みのところで躍動できてないことに目を向けて準備をした。中身は選手が判断しやすいように。判断した選手に対して、後ろの選手がついて行きやすいように。それはシステムでなく個人戦術のところです。ゾーンディフェンスの個人戦術はベーシックなところ。これをやると、こうなるというのはトレーニングでも出ていて、それを選手が愚直にやり続けてくれたし、姿勢を見せ続けてくれた。戦術、トレーニング的なところも合わせて、メンタル面もアプローチした。僕は心打たれながら試合を見ていた。こういう試合をすれば若い選手は伸びてくると思う。開幕戦のメンバーより平均年齢が3歳ぐらい若くなっている。その選手たちが今は経験しながら、吸収しながら成長している最中。出し切るゲームをすることで、これから先が変わってくる。ようやく1つ、そういうゲームができた」
【プレーバック・コメント入り】J2第8節 札幌1-0徳島
―西野が初めて4バックのCBを務めた
「4枚のセンターバック? 3バックは出ている。これは昨日、変えました。それまでのトレーニングでは別の選手を起用していた。様子を見ながら、前日に変えた。理由の1つは西野が2日前までの練習で良かった。調子が良い選手を試合で使うと、どの選手にも言っているし、トレーニングで競争すると伝えている。あとは全体のバランス、組み合わせの中で西野は頭が柔軟で、判断も柔軟。もう少しビルドアップをしたかったが、その仕組みのための起用でもあった。これはもう少しこれから出てくると思う。彼はCBもボランチもできるし、ボールもさばけるし、守備の強度も出せる。まだ若く、いろいろな可能性がある選手。(パフォーマンスは)素晴らしかったと思います。何よりもゼロで抑えて勝利することはCBにとっての大きな経験。家泉、(中野)小次郎も含めGPとCBが一気に若返っている。彼らはこれからも失敗をするかもしれないけど、どんどん良くなっていく。温かく(見守って)と言ってられるほど僕が生き延びられるか分かりませんが、指導しながらどんどん結果を出してほしい」
―選手が削られて真っ先にピッチへ走り寄った
「マジで冷静でした。馬場が食って掛かったので、彼にカードが出ないように行きました。レフェリーは分かって下さって、『岩政さんありがとうございます』と声を掛けてくれました。選手を守るため、だけでしたね」
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