馬場晴也が闘志あふれるプレーでチーム鼓舞「熱いところは自分の持ち味」
後半、相手にマークされながらもドリブルで攻め上がるDF馬場(中央左)=撮影・桜田史宏
■J2第8節 札幌1-0徳島(4月5日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
ボランチの右でフル出場した北海道コンサドーレ札幌のDF馬場晴也(23)が、勝利への執念をほとばしらせた。0-0の後半17分には、DF西野奨太(20)が徳島FWバルセロスから激しいタックルを受けた際には、真っ先に詰め寄ってエキサイトするなど、闘志を前面に押し出すプレーでチームを鼓舞した。
【道スポ読み放題! お得な年払いプラン】
体をのけぞらせて雄たけび
ついに待ちに待った瞬間が訪れた。本拠地のゲームで今季初めてフル出場した馬場は、試合終了のホイッスルが鳴り響くと、ピッチ中央付近で両拳を握りしめ、体をのけぞらせて雄たけびを上げた。
試合終了後、笑顔で勝利を喜ぶDF馬場(中央)
「前節、入りが良くないっていう振り返りがあって、前から全員で行こうっていうことで、チームとしては良かったけど、個人としてはちょっと入りのところで、うまくセカンド(ボール)を拾えないところがあったので、そこは課題ですけど、チームとしては良い入りができていたし、結果、ずっとボールを保持して、前で押し込んで、クロスだったり3人目(の動き出し)だったり、いろんな形で(攻撃を)出せていたところも良かったし、基本の部分の走って戦うってところも全員が体現できたので、非常に良い勝利だった」。試合後はプレドのピッチをビクトリーウォークしながら、サポーターから降り注ぐ拍手に酔いしれた。
仲間の応戦に一目散 岩政監督ら両チームスタッフも入り乱れ…
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
男気あふれるシーンだった。後半17分、DF西野が左サイドのライン際での競り合いで、徳島のバルセロスに左足を蹴られて倒れ込むと、馬場が一目散に駆け寄った。後半開始すぐにもFW白井陽斗(25)が徳島のDFエウシーニョと一触即発の状態になっていたのが伏線になっていたのか、岩政監督ら両チームのスタッフが割って入り、なんとか衝突は回避したが、「そこは選手である以上、やらなきゃいけないところだし、自分自身は乱闘が得意とかじゃないですけど、熱いところだったりは自分の中で持ち味だと思っているので、そこはうまく戦えていたんじゃないかな」。馬場の仲間を最優先する姿勢に、スタンドのボルテージも上がっていった。
後半17分、味方のDF西野が悪質なファウルを受け、DF馬場(中央)が真っ先に駆け寄る
後半中盤に入っても運動量は落ちず
豊富な運動量で何度も攻撃参加した。後半31分には、自陣中央付近でMF高嶺、近藤とつないだボールを受けると、そのままドリブルで敵陣まで攻め込んだ。「2ボランチである以上、片割れが(攻撃に)どんどん出ていくっていうのは大事だと思うので、ボールを持っている時もそうだし、味方がサイドで持っている時の(相手DF裏への)抜け出しだったりも、自分の中では取り組んでやろうと思っているところが、うまく出たかな」。最後まで足を止めずに、勝利だけを求めて走り続けた。

旧交を温める場面も
徳島のDF山越康平(31)とは、2022年の前所属先だった当時J2の東京ヴェルディで1年間一緒にプレー。マッチアップすることはなかったが、「懐かしかったです」と、試合後には久しぶりの再会に旧交を温めた。
次節は今季2度目のリーグ2連勝を懸けて、アウェー水戸戦へ乗り込む。「内容もそうですけど、勝って上位に食い込んでいかなきゃいけないので、そこに向けてまた1週間あるので、良い準備をしていきたい」。勝ち点3を手土産に、再び札幌へ戻ってくる。
【道スポ読み放題! お得な年払いプラン】