コンサドーレ
中野小次郎 クリーンシートで仲間と古巣に恩返し「失点が続いて責任を感じていた」

■J2第8節 札幌1-0徳島(4月5日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
アカデミー時代に所属
ビッグセーブは、古巣と仲間への恩返しだ。北海道コンサドーレ札幌のGK中野小次郎(26)が5日、徳島戦にスタメン出場し、今季初のクリーンシートを達成した。
アカデミー時代を過ごした徳島を相手に、ホーム初白星を勝ち取り「自分が成長した姿を見せたいという思いで試合に臨んだ。1-0で勝てて良かった」と会心の1勝を喜んだ。
大学同期の強烈シュートに横っ飛び
大きな体を投げ出して、絶体絶命のピンチを救った。0-0の前半15分。CKからのこぼれ球を拾った相手MF高木の強烈なミドルを、両手を伸ばしてはじき出した。
鋭い反応で先取点を阻止し「勝手に体が動きました。シュートを打った高木は僕の大学の同級生ですごく仲が良い選手。一緒に4年間を過ごした親友だからこそ、やられたくない気持ちでした」。かつて苦楽を共にした仲間の一撃を、必死のプレーで止めてみせた。
徳島の下部組織で育った中野にとって、この一戦は特別な意味を持つ。「生まれ育った徳島が相手で、すごく思い入れがあるチーム。地元でも友達や家族、親戚が僕の姿を見てくれていたと思う」。遠く離れた故郷に完封劇を届け、ホッと胸をなで下ろした。

前節に先制点の重み痛感
前節の苦い記憶を払拭した。3月29日の甲府戦では、前半7分にCKからゴールを献上。以降はDF5枚体制で守りを固める相手を崩せず、先制点の重要性を痛感した。
「入りで先制されると試合を難しくしてしまう。前半はゼロにこだわろうと思っていたし、チーム全員がその意識で体を張って守ってくれた。必ずチャンスは来ると思って、しっかり耐えることができた」