【一問一答】生田目翼が1軍昇格 三者三様の激励メッセージに「俺のこと好きやん(笑)」
6日のオリックス戦から1軍昇格した生田目=撮影・小田岳史
「ここから完走できるように」
日本ハムの生田目翼投手(30)が6日、エスコンフィールド北海道で行われるオリックス戦に合わせて1軍に昇格した。昨季と同様、展開や場面を問わず、フル回転する覚悟。リリーフの仲間たちから届いた個性あるれるメッセージについても明かした。試合前、取材に応じた一問一答は以下の通り。
―移動は大変だったか
「きつかったです」
―1軍昇格はいつ、言われたか
「きのう(5日)の試合が終わった後、夕方5時くらいですかね」
―移動はいつしたか
「そのまま最終便に乗って。9時半くらいですかね」
―このタイミングで呼ばれたことへの率直な気持ちは
「早めに呼んでいただけて良かったです。治療を受けていたんですけど、寮で。1軍の試合を見ていて、何か感じました、勝手に。やまーん(山本拓)が連投しているし、松岡も連投またぎしているし、ワンチャンあるかなと思っていましたけど」

―自分のやるべきこと、役割は
「言われたところで投げるだけなので、特にこれといったことはないと思いますけど、ちゃんとチームに貢献できるように投げたいなと思います」
―去年みたいにいろいろな場面で行くイメージをしているか
「もちろんです。何でも行けるようにはしたいなと思います」
―キャンプはずっと1軍で、開幕直前に2軍に。外れたときの心境は
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「やっぱり悔しい(気持ち)はありましたけど、結果で見たら、全然、僕は足りていなかったと思うので、そこはしっかり受け止めて。鎌ケ谷では目的を持ってできたかなと思いました」

―具体的に取り組んできたことは
「朝早く起きる。毎日、目標はちゃんと立てて。目的がないと沈んでしまうところもありましたし。朝ウオーキングして、ウエートして。試合は関係なくウエートはやっていたので、体づくりは中心にあったかなと思います」
―朝は何時くらいに起きていたのか
「5時半くらいですかね」
―ウオーキングはどれくらいやっていたのか
「ウオーキングは30分。6時に家を出て、7時ぐらい(鎌ケ谷着)で。そこからウオーキングして、ウエートをやって、ゲームに入っていました」
―5時半起きはつらくないか
「つらいですけどね。昼ぐらいに眠くなってくるんですけど(笑)。でも意外と朝って一番やる気が出るなと思って」
―集中できるのか
「練習後のウエートは、ちょっと僕は合わないなと思って。なので、朝やるようにはしています」
―自身の判断で早起き、ウオーキングを取り入れたのか
「はい、そうですね。何か目的がないと、鎌ケ谷にいても意味がないなと思って」

―チームは連敗中だが
「ブルペン陣を盛り上げます、僕が。それをしに来たぐらいですね(笑)」
―献身的に、どんなところでもやっていこうという気持ちか
「もちろんです。それもちゃんと査定の方に言います(笑)。そのモチベーションで頑張ります」
―昨シーズンは1軍で完走。今シーズンもここから最後までという気持ちか
「そうですね。最初ちょっと乗り遅れたんですけど、ここから完走できるように、意地でも頑張ります」
―ほかのリリーフ陣から何か声は掛けられたか
「きのう、河野と池田と(田中)正義から一気にLINEが来て。こいつら、俺のこと好きやんって(笑)。で、朝聞いたら、(3人が)合わせてLINEしたわけではなくて。みんなで一気に送ってきたのかなと思って聞いたら『いや、送っていない』と言っていたから、めっちゃ好きやんって(笑)」
投手陣と談笑する生田目(右から4人目)
―どんな感じの文面だったか
「河野は『なばさん待ってる』みたいなのが来て。池田は『髪の毛染めんの?』って。正義は『キャッチボール』って来て、という感じで。3人とも個性があふれていた」
―ほぼひと言
「そうです。あとプラススタンプ」
―良い仲間
「欲してましたね、あいつらが(笑)。うれしいです」