清宮幸太郎が守備のミスに猛反省 適時打で見せた〝キケポーズ〟の発端は「寅威さんが…」
六回2死一塁、オリバレスの打球を清宮幸が判断ミスで内野安打にしてしまう=撮影・岩崎勝
■パ・リーグ3回戦 オリックス6-4日本ハム(4月6日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が6日、エスコンフィールド北海道で行われたオリックス戦に「3番・三塁」で先発出場。五回に一時勝ち越しとなる右翼線適時二塁打を放ったが、六回に逆転弾につながる守備のミスを犯し、反省の言葉を並べた。チームは同一カード3連敗を喫した。
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六回にオリバレスの打球で判断ミス
試合後、報道陣の前に姿を現した清宮幸に、いつもの明るさはなかった。2点リードの六回2死一塁で、オリバレスの三ゴロを後ろに下がって捕球してしまい内野安打に。「もっと強くバウンドしてくるかなって。(後ろに)下がっちゃって。その判断ミスです」。
六回、守備のミスを犯した清宮幸(手前)が先発のバーヘイゲンへ申し訳なさそうに声を掛ける
2死一、二塁とピンチが広がり、続く中川に逆転3ランを許した。「本当、申し訳ないです。あれで点が入っていなかったら…。最近は守備で迷惑をかけている。いろいろ、見直すところはあるので、ちゃんと振り返って次に生かします」。前日5日の同戦でも失策を記録し、試合後のベンチで谷内内野守備走塁コーチと話し込むシーンがあった。
五回には打撃で好パフォーマンスも
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その直前には、塁上で笑顔を見せていた。2-2の五回無死一、二塁の場面で、山崎の投じた141キロを右手1本ですくい上げて右翼線へ。「昨日のデジャビュみたいな。良い場面だったので打て良かったです」。同じく二塁打を放った前日5日の第4打席と重ね合わせた。
二塁上では両手を上げ、上体をくねっと傾けながら左足を上げる、米大リーグのドジャース・大谷翔平でおなじみの〝キケポーズ〟を披露。発案者はレイエスの「ゴリラパフォーマンス」の仕掛け人でもある伏見だった。
五回無死一、二塁で清宮幸が右翼線へ一時勝ち越しの適時二塁打を放つ=撮影・小田岳史
「何か(ベンチで)寅威さんがやっていたので、やりました。今日はノリで。寅威さんがずっと(ポーズを)やっていたので。今後は(伏見が)やっていたらやります」。打ち合わせなしで、ポーズをバッチリ決めてみせた。
今後〝キケポーズ〟が見られるかは、ベテラン捕手の気分次第!? 次カード・8日からの楽天戦(楽天モバイル)では、この日の悔しさをバネに大暴れする。
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