【一問一答】矢沢宏太が先制点となる2年ぶり本塁打 逆転許した守備への反省も口に
一回1死から先制のソロ本塁打を放った矢沢をベンチが迎え入れる=撮影・小田岳史
■パ・リーグ3回戦 オリックス6-4日本ハム(4月6日、エスコンフィールド北海道)
「2番・中堅」で開幕カード以来5試合ぶりのスタメン出場を果たした日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(24)が、第1打席で先制のソロホームラン。ルーキーイヤーだった2023年4月30日のソフトバンク戦(エスコン)以来、2年ぶりとなる一発で起用に応えた。プロ2本目の本塁打への手応えを語る一方、二回に逆転を許したシーンでの守備対応への反省も口にした。試合後の一問一答は以下の通り。
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―初回に今季1号のホームラン
「ギリギリ(入った)。エスコンありがとう、という感じです」
―その場でグッと体を回したような打撃だった
「エスコンに来てから、バッティング練習では良い感じだったので。あまり結果を求めすぎず、振りに行こうという感じでした」
―ルーキーイヤー以来の一発。そのときもライトへのホームランだった
「センターは入らないかなという感じなので、出るならライトかなという感じです」

―高目のボールだったが、その辺りには構わず打ちに行ったのか
「ゾーンを上げて高目を待っていたので。チェンジアップも良いボールですし、低目のボール球を振らないように、という意識で(打席に)行っていました」
―ある程度の高目のボールも狙い球の中に入っていた
「はい」
―ルーキーイヤーのときのホームランと比べて、自分の成長を感じる部分はあるか
「バッティングはいろいろ引き出しを持ちながらやれているので、1年目とは違うかなとは思います」
―フリーバッティングから良い感覚と言っていたが、具体的にはどんなところか
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「グリップ位置をちょっと下げて、リラックスして構えるというところ。(2軍打撃コーチの佐藤)友亮さんから連絡もいただいて、こういうふうになっているよ、という話があって。八木(打撃コーチ)さんからは『パッ』とか『シュッ』とかいう感じで、結構、感覚的な話なんですけど、腕を振っているから、もっとピッチャーのフォームに合わせて『グワーッ』と振れ、みたいに言われるんですけど、それが僕の中ではマッチしたというか。八木さんからの感覚的な話と、あと友亮さんのアドバイスというのが、良い感じに働いたかなと」

―2番打者としてどんな意識で試合に臨んだか
「(1番の)郡司さんが出たら展開していく役割になりますし、出なかったら塁に出る、自分が出て走るというのは意識していました」
―スタメン9人中6人が同学年。刺激になっている部分はあるか
「そうですね。もちろん刺激になりますし、チームとしてこの年代がもっとプレーで活躍できたらいいなと思います」
―二回の守備ではセンターへの大飛球を、グラブに当てながらも捕球できなかった場面があった
「やはりあそこで捕れていたら、今日の試合の結果も変わっていたかなと思うので、あれを捕れるように練習していきたいなと思います」
―前進守備を敷いていた
「(一塁走者が盗塁で)二塁に行ったので前進(守備)に変わって、というところだったので。でもあれは(グラブに)当てたなら捕りたいなと。追い付いていたところだったので」
二回2死二、三塁、福永の打球をグラブに当てながら落としてしまう矢沢=撮影・岩崎勝
―難しい打球だったか
「そうですね。正面だったので、どっちに(体を)切るか判断したところは、ちょっと時間が掛かったかなというのはあります」
―試合後のベンチで森本コーチからアドバイスを受けていたが、どんな話だったのか
「(二回の守備について)判断するまでに場所を前後に開いて、判断した瞬間に1歩目をすぐ切れるように、待ち方、判断するまでの構え方というのを話してもらいました」
―久しぶりのスタメンだったが、試合の入り方で難しさを感じる部分はあったか
「いや、特に。スタメンの方が試合に入りやすいですし、僕は代走とかで途中から行きますけど、そっちの方が緊張感はあるかなと思います」
―五回には無死一塁の場面でセンター前ヒットを放った
「真っすぐで追い込まれましたけど、ある程度、変化球をケアしながら。本当はライトに打ちたいところだったんですけど、あまりイメージがわかなかったので。自分の足はゲッツーもないかなというところで、普通に打ちに行きました」
五回に中前打を放った矢沢(左)
―最後のバッターになってしまったが、自分に打席が回ってくれば、という気持ちを持っていたか
「もちろんありますし、あそこでこれから代打を送られないように、最後まで打席に立てるようにやっていきたいなと思います」
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