【一問一答】中継ぎで調整してきた柳川大晟が1軍合流 原点回帰の直球で「三振を狙っていきたい」
1軍に合流した柳川=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ1回戦 日本ハム-楽天(4月8日、楽天モバイルパーク宮城)
日本ハムの柳川大晟投手(21)が8日、1軍に合流した。キャンプ途中で体調を崩した影響もあり、ファームで開幕を迎えることとなったが、2軍戦で4試合に登板して自責点0、打者16人から8三振を奪うという好成績を残して1軍行きの切符をつかみ取った。試合前に応じた取材の一問一答は以下の通り。
―今日から1軍合流
「4月中に上がりたいなと思っていたので、思ったより早く上がれたのでうれしいです」
―開幕からのチームの好調をどう見ていたか
「早く上がりたいなと思っていました」
―キャンプ途中から中継ぎに。ここまでの調整でどういったところを意識してきたか
「真っすぐがあまり良くなかったので、もう一回、真っすぐをつくり直そうという感じで、真っすぐメインでやってきました」

―真っすぐの今の状態は
「だんだん良くなってきていると思います」
―球速はどのぐらい出ているか
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「前回(登板)は155キロです」
―平均球速も上がっているか
「去年の1軍のときよりは上がっていると思います」
―ウエートトレーンニングの成果が出ているか
「そうですね。ファームで間隔が空いていたので、トレーニングがしっかりできたので。そこが大きかったと思います」
―真っすぐをつくり直す中で、何か変えた点はあるか
「特に何かを変えたというわけではないですけど、(その前までは)変化球を練習しようと思っていたので。それで真っすぐに対する意識が薄くなっていたところもあったと思うので、その辺りです」

―2軍では三振を多く奪っていたが、現状の手応えは
「しっかり狙ったところで三振を取れていたので。去年1軍では1球で仕留められないところが多かったので、そこは改善できているかなと思います」
―オリックスとの3連戦では中継ぎ陣が打ち込まれた。出番が来たらどういう投球を見せたいか
「三振が持ち味だと思うので、そこを狙っていきたいです」
―今日合流して、チームメートやコーチから何か声を掛けられたか
「久さん(武田コーチ)と加藤コーチから『良くなってきたね』みたいなことを」
―新庄監督からは話はあったか
「『展開にもよるけど、投げると思っていて』という感じのことを言われました」