ファイターズ
【イースタン・リーグ3回戦】日本ハム5-4DeNA(4月8日、横須賀)

延長十回に浅間が勝ち越し二塁打
日本ハム2軍はDeNAと敵地・横須賀で対戦し、 延長十回を戦って5-4で競り勝った。先発の細野晴希投手(23)は三回2死から四球を出し、直後の3番・松尾に先制の適時二塁打を浴びた。
打線に火が付いたのは七回。先頭の清水優心捕手(28)が左前打で出塁すると、マイカ与那嶺捕手(24)が加入後〝初本塁打〟となる左翼越え1号2ランを放って逆転に成功した。
逆転してもらった細野だが、その裏は代打攻勢でリズムを崩し、2者連続四球からの適時打を許して同点に。代わった2番手・玉井大翔投手(32)は火消しに成功し、八回に登板した3番手のアニュラス・ザバラ投手(28)、九回の4番手・堀瑞輝投手(26)も1回ずつパーフェクトに抑えて延長タイブレークに突入した。
無死二塁から始まった延長十回は先頭の山口アタル外野手(25)が四球で出塁。ここで代打の中島卓也内野手(34)が見事に送りバントを成功させて1死二、三塁。続く水谷瞬外野手(24)は死球で満塁となりチャンスを広げた。すると3番・浅間大基外野手(28)が左翼へ勝ち越しの2点二塁打、4番・有薗直輝内野手(21)も中堅に犠牲フライを放って3点差をつけた。
延長十回裏の松浦慶斗投手(21)は2つのゴロアウトで1点を返され、その後も連打と暴投で1点を献上したが、最後は東妻を右飛に打ち取って試合を終わらせた。