ファイターズ
2025/04/08 23:40

先輩の勝利への執念が「完全に乗り移った」清宮幸太郎が九回2死の土壇場で決勝打

九回、決勝打の清宮幸がレイエスの適時打で生還し、チームメートとハイタッチを交わす=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ1回戦 日本ハム5-2楽天(4月8日、楽天モバイルパーク宮城)

 チーム一丸となってもぎ取った価値ある白星で、日本ハムが連敗を「3」でストップさせた。打のヒーローとなったのは清宮幸太郎内野手(25)。2-2で迎えた九回2死一、二塁という土壇場で、つないでくれた仲間たちの思いとともにバットを振り抜き、2点二塁打で勝負を決めた。

捕られちゃったかなと思ったけど…

九回2死一、二塁、清宮幸が左中間に勝ち越しの適時二塁打を放つ

 

 清宮が放ったセンターへの大飛球が、懸命に追いかけた楽天・辰己が差し出したグラブをかすめて、芝生の上に落下した。2人の走者がホームへと生還し、大きな大きな勝ち越し点が日本ハムのもとへと飛び込んできた。「打球を見ながら捕られちゃったかなと思ったけど、落ちて良かった。2打席目にチャンスで三振していたし、今までもなかなかチームに貢献できていなかったので、きょうは本当に打てて良かった」と、二塁上では安堵の表情を浮かべていた。

松本剛が0-2から粘り四球で出塁

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