今季初の２桁得点でカード３連勝

　日本ハムは楽天に１０ー０と大勝し、敵地でカード３連勝を飾った。先発した北山亘基投手は、この日が２６歳の誕生日。６回２安打無失点、８奪三振の好投を見せ、今季２勝目を挙げた。

　打線の援護にも恵まれた。一回に４番・野村佑希内野手（２４）の適時二塁打で先制すると、続く田宮裕涼捕手（２４）が左前適時打で追加点。二回も２番・フランミル・レイエス外野手（２９）の右前適時打でリードを３点に広げた。三回には９番・水野達稀内野手（２４）が右翼スタンドに今季１号となる３ランを叩き込み、試合の主導権をがっちり握った。

　打線の勢いは止まらない。万波中正外野手（２５）の２点二塁打、水野のこの日３本目の安打となる適時右前打、さらには八回に代打で出場した伏見寅威捕手（３４）が１号ソロを放ち、ついにチーム１０点目。今季初の２桁得点に乗せた。

　北山にとって、最大のピンチは二回だった。先頭打者を四球で歩かせ、安打と死球で１死満塁のピンチを背負った。この窮地を２連続三振で切り抜け、その後はきっちり立て直した。誕生日登板で勝利を飾った北山はお立ち台で「野手のみなさんが援護点という素晴らしいプレゼントをくれたので、いい日になりました」と感謝した。

　試合詳細はコチラ

（全１０カット）

▼▼▼代打・伏見のゴリラポーズと、新庄監督のコメントはこの下▼▼▼

■新庄監督のコメント
「褒める選手が多すぎて、コメントが渋滞しているから選手に聞いて」