【一問一答】杉浦稔大 延長十二回をピシャリ 郡司のサヨナラ弾は「ゆっくり走ってきていたので、最初何しているのかなと」
延長十二回から5番手で登板した杉浦=撮影・松本奈央
■パ・リーグ4回戦 西武0-2日本ハム(4月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの杉浦稔大投手(33)が11日、西武戦(エスコンフィールド)で0対0の延長十二回から登板し、1回3者凡退、2奪三振の快投を見せ、今季初勝利を挙げた。一問一答は以下の通り。
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―同点の十二回。ヒリヒリする場面で登板。心境は
「本当に投手戦だったんですけど、僕が抑えれば負けはなくなるという場面だったので、目の前の1イニングをゼロで抑えるという、それだけを考えて、シンプルに行きました」
―球速も出ていたが、手応えは
「感じは悪くなかったですけど、スピードはたまたまです」
延長十二回を無失点に抑えた杉浦=撮影・岩崎勝
―先頭の渡部聖は打率も高いが意識したか
「そうですね、やっぱり先頭が大事というのはあったので、特にそういう乗っているバッターで、ルーキーでとなると、出したら余計に向こうも勢いづくかなというのはあったので、丁寧に。でもカウント負けしないように、ストライク先行で行こうとは思っていました」
―郡司のサヨナラ本塁打はどう見ていたか
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「最初はホームランだって分かっていなくて、外野が前に来ていてあの打球だったので、抜けてサヨナラだなとは思っていたんですけど。そしたら郡司がホームまでゆっくり走ってきていたので、最初何しているのかなと思ったら、審判もそこまで見届けていたので、まさか入ったの?っていう会話を、みんなでしていました。みんなあんまり最後まで見ていなかったので」
―外野の頭を越えたところまでしか
「そうですね。そこでサヨナラだなというのはあったので。でも郡司が、ずっと走っているから、あれ?ってなって、入ったの?って、みんな驚いていました」
郡司のサヨナラ弾で喜びの輪に入る杉浦(左端)
―移動ゲームで連投だったが
「ああいう展開だったら仕方ないので。まだ別にそれで体がどうこうという感じはないので、言われたところで投げるだけ。そこは特に、大丈夫です」
―きのうも完封リレー。投手陣の調子が良い
「確かにそうですね。言われてみれば。あんまり意識はしてなかったですけど、良いピッチャーがそろっているのは分かっているので。先発も頑張っていますし、ブルペン陣の雰囲気もすごく良いですし、みんな自分の役割を全うして、変に誰かが背負いすぎるみたいなところはなく、良い感じに自分の仕事に集中できているなというのはあります」