【一問一答】伊藤大海 ロッテ打線は「簡単に終わりそうなバッターが少ないイメージ」
15日のロッテ戦に先発する伊藤=撮影・松本奈央
日本ハムの伊藤大海投手(27)が15日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発する。13日にエスコンフィールド北海道で取材に応じた。一問一答は以下の通り。
―8日の前回登板で1勝目を挙げた。気持ち、状態はどうか
「状態も良いですし、まだ(前回から)2、3日しかたっていないような感覚ですけど、良いかなと思います」
―完投したが、疲れは取れているか
「しっかり抜けていますし、万全の準備で来られていると思うので、大胆にいけたらいいなと思います」
―前回は二回に失点。立ち上がりは意識するか
「(前回は)チームとしての流れもあんまり良くなかったので、そこでちょっと力んだ感じはありましたけど、そういうことなくしっかり入っていけたらなと思います」
13日、ブルペンで投球練習する伊藤
―前回、完投で勝って、つかんだものは
「前回の良かったところは、9回120球を投げても出力がそんなに落ちなかったところだと思うので、そこは自分の中の強みだと思っています。またそういうピッチングができるように、頭と体の準備をしていきたいと思います」
―調整で変えることろはないか
「ほぼ変えていないです」
―変えた部分は
「食べ物が変わったぐらいです(笑)」
―ロッテの印象は
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「打線も、言葉が難しいですけど、手のかかるバッターが多いというか、簡単に終わりそうなバッターが少ないイメージ。球数を要する場面ももちろん出てくると思うんですけど、そこで根気負けしないようにしっかり自分のベストのボールを投げ続けられるように、イニングも含めてやっていけたらなと思います」

―前回、カード頭で完投したことは大きかったか
「そうですね。そこは僕自身が目指していきたい姿というか、先発ピッチャーとして目指していきたいところではあるので、毎試合そのつもりで行きたいと思います。まずはゲームをしっかりつくってというところだとは思いますけど、その中で少しでもイニングを投げて、(リリーフ陣の)負担を減らせたらなと思います」
―ZOZOマリンのマウンドは難しいか
「でも感覚的にはすごく好きなマウンドではある。あんまり不安はないですけど、当日の風の具合だったり、いろいろなことを見極めながら、少し調整しなきゃいけない部分は出てくると思うので、そこは早い回につかめたらなと思います」
―風によって変化球が変わるか
「そうですね。曲がりすぎ、落ちすぎ、逆に曲がらないとか、全然、出てくると思うので、その日の良いボールをちゃんとチョイスするということを、一回、二回でできたらなと思います」

―昨年の開幕(敵地でのロッテ戦に勝利)の記憶はあるか
「本当にあの日はすごく緊張していたので、あんまり当日のことは覚えていないですけど、相手面より自分のピッチングをしようという気持ちが強かったことは覚えています」
―今回はリラックスして入れるか
「リラックスとまでは言わないですけど、本当に自分のピッチングをする、そういう準備もしっかりできた。あんまり不安もないので、その点は変に意識せずいけるのかなと思います」
加藤貴(左)と言葉を交わす伊藤