コンサドーレ
2025/04/13 20:05

深井一希が約2カ月ぶり対外試合に出場「(状態は)ボチボチ。だいぶ上がっている」

約2カ月ぶりに対外試合に出場したMF深井(手前右)=撮影・宮西雄太郎

■4月13日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
▽練習試合(45分×2)札幌2-0札幌大(1-0、1-0)
札幌得点者:サフォ、バカヨコ

 北海道コンサドーレ札幌は13日、札幌市内で札幌大学とトレーニングゲーム(45分×2本)を行い2-0で勝利した。2月中旬に右太もも裏を肉離れしたMF深井一希(30)は、1本目に出場し45分間プレー。今季初の公式戦出場へ向けて順調な回復ぶりをアピールした。

約2カ月ぶり 対外試合で存在感

 約2カ月ぶりの対外試合で、変わらぬ存在感を見せつけた。巧みなパスさばきで攻撃のリズムを生むと、体を張った守備でも奮闘し相手をシャットアウト。強風が吹き荒れるピッチの上を縦横無尽に駆け巡った。

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 長く実戦から遠ざかっても、ゲーム感覚は失われていない。「人それぞれだと思うけど、僕は(ブランクを)感じない。いつも通りでした。(状態は)ボチボチ。だいぶ上がっていると思います」と、完全復活へ上々の手応えを口にした。

対外試合に出場し、チームメートに指示を出すMF深井(中央)

 

シーズン開幕目前に負傷離脱

 前十字靱帯(じんたい)断裂など両膝合わせて5度の手術を乗り越えた〝不屈の男〟は、今季も苦しいリハビリ生活を送ってきた。沖縄、熊本と続いたキャンプ期間中は、膝の状態を考慮して慎重に調整を進めてきたが、2月15日の練習中に右大腿二頭筋を負傷。シーズン開幕を目前に離脱を余儀なくされた。

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 精神的支柱を失ったクラブは、開幕から苦戦を強いられた。前節の水戸戦でも手痛い敗戦を喫し、9試合を終えた時点で3勝6敗、リーグ17位と低空飛行が続いている。深井はゲームに絡めないもどかしさを胸に畳み、チームの現状を冷静に分析する。

ふがいないと思う試合もあった

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