ファイターズ
2025/04/13 19:55

野村佑希 〝1次試験〟合格 目安の15試合を前に「4番継続」勝ち取る

三回2死一、三塁、適時打を放った野村(中央)が塁上でほえる=撮影・松本奈央

■パ・リーグ6回戦 西武7-2日本ハム(4月13日、エスコンフィールド北海道)

新庄監督が試合後に明言! 

 日本ハムの野村佑希内野手(24)が次戦以降も4番で出場することが決まった。

 適任か判断する上で「開幕から15試合」が一つの目安になっていが、新庄剛志監督(53)が13日の試合後、継続起用を明言した。

五回、投手交代の際にマウンドに向かった新庄監督(右から2人目)が野村(同4人目)に声をかける

 

本塁打と打点はチームトップ 得点圏打率は.429

 14試合消化(出場は13試合)時点で打率は.234。3本塁打と10打点はいずれもチームトップだ。得点圏打率.429が示すように、勝負強さが光った。

三回2死一、三塁、野村が適時打を放つ=撮影・岩崎勝

 

三回の第2打席 10球粘ってタイムリー

 この日も三回に10球粘って、しぶとく右前適時打を放ち「すごく集中できていました。簡単に流れを渡してはいけないと思って打ちました」とコメント。守備ではワンバウンド送球が顔に当たり、負傷するアクシデントもあったが「(当たった)口は大丈夫です」と気丈に振る舞っていた。

五回の投手交代の際に新庄監督から声をかけられ、ネックウオーマーをずらして腫れた唇を見せる野村(中央)

 

指揮官も太鼓判 「これからも4番として」

 新庄監督は「きっちり打点を稼いだというところは、大したものだなと思います。これからも野村くんは4番として打席に立ってもらいます」と信頼を寄せていた。

七回、マスクをして守備に就く野村

 

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