《SHINJOの信条》僕の中で大事な場面の代打ってキャッチャーなんですよ

■パ・リーグ1回戦 日本ハム9-3ロッテ(4月15日、ZOZOマリンスタジアム)
―(試合後、自ら口を開き)
「いいゲームでしたね。僕の中で大事な場面の代打ってキャッチャーなんですよ。キャッチャー以外の野手が打席に入って、どうしても真っすぐ狙いの変化球打ちって確率が下がるじゃないですか。キャッチャーは割り切れる。アウトコースなのか、変化球なのか。きょうも吉田くんに聞いたら、満塁でデッドボールが一番嫌なので、外の真っすぐ一本に張ったと。キャッチャーの引き出しがあるので、吉田くん、郡司くん、田宮くん。満塁になった時にこの3人の選択だった。(相手先発の)種市くんにめちゃくちゃ相性いいのが田宮くんなんですよ。チームで一番。でも、対戦をしていないのが吉田くんだった。対戦をしていない吉田くんでいってみようと。そういうところが当たりましたね」
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―六回、打線が急につながった
「ねっ。つながったね~。やっぱりエラーをね。エラーがきっかけで大量点になるってところは、どのチームも変わらないですね。1つアウトにしていたら、また流れは変わっていたし」
―流れが一気に
「流れなんて別にないからね。誰がつくったの、流れとか。(点が)入る時は入るからね。入らない時は入らない。しきたりとか関係ないです。僕の中では(笑)」
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―何か意識付けしたのか
「意識付けしていないです。自分たちでできている。後ろにつなごうとかではなく、ボールに集中しよう。打席でつながった。一気に吉田くんが決めてくれた、だけのことですね」
―これだけつながるのは…
「あの回だけでしょ? これがファイターズ(笑)。止まらないという。あとは別にスカスカでしょ。(先発の)伊藤くんもね。逆転してからテンポ良くきっちり。(逆転直後の)あの回、大事ですからね。(六、七回の)2回。ぽんぽんってすぐ切ってくれたので」
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―前のカードはなかなか点が入らなかった
「切り替え。切り替え。もう前のカードとか関係ない。またあした。きょうは、この試合は終わり」
―石井が勝ち越し打を放った
「きょうはラストチャンスだった。本人には言っていた。彼はプレッシャーに強いので。いつも言うと打つんですよ。この前も言ったら3ラン打ったでしょ。オープン戦の時に。言うとシュ~ンとする選手もいるから。そういう選手には言わない。言って力が発揮できる選手の一人は石井くん。引っ張ってほしいけどね~。引っ張れる力はある。20発くらい打てるパワーを持っているんだけど、もったいない」
―九回には清宮にも一発が出た
「きょうは最後、若林くんに(打席を)回してあげろよって。そしたらその集中力で打てただけ(笑)」
―その裏には(三塁で失策を記録)
「僕が清宮くんをサードにした理由は、ファイターズで一番、飛んでこないポジションがサードだから。なのに今年、めっちゃ飛んでくる。ポジション変えようかな(笑)。今、考えている途中なんですけど」
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