コンサドーレ
2025/04/18 17:00 NEW

田中克幸 超攻撃的スタイルの藤枝戦へ闘志「僕は1点勝負になると思っている」

藤枝戦へ向けて調整するMF田中克(左)。天才肌のレフティーが勝敗の鍵を握る=撮影・宮西雄太郎

■4月18日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場

 北海道コンサドーレ札幌は18日、札幌市内で第10節・藤枝戦(20日、プレド)へ向けて全体練習を行った。前節で一時同点のゴールを演出したMF田中克幸(23)は、2戦連続の先発出場へ「(状態は)徐々に上がっている。キックのフィーリングも悪くない」と、上々の手応えを口にした。

キッカーを務めている以上は決める

 左足から繰り出されるボールが、勢い良くネットを揺らす。全体トレーニング後、黙々とFKを蹴り込みゴールへの感覚を研ぎ澄ました。

 「セットプレーを決める、決めないはチームにとって大きい。キッカーを務めている以上は決める。それが自分の武器でもあるので。FKを含めてセットプレーで点が入れば勢いが出る。強いチームや勝てるチームは、拮抗した試合でその部分で勝つことが多くある。そこを練習で突き詰めていけたら」

【プレドへGO! 20日藤枝戦は「北海道新聞サンクスマッチ」】

 流れの中でビッグチャンスを生み出し、セットプレーでは正確無比な軌道を描ける。天才肌の変幻自在な左足は、クラブの誇る大きな武器だ。前節の水戸戦では立ち上がりにポスト直撃のミドルシュートを放つなど、ゴールの匂いは段々と濃くなっている。

ペアになって練習で汗を流す田中克(右)

 

昨年8月以来のゴール欲しい「あとちょっと」

 自身も、ルーキーイヤーだった昨年8月10日・福岡戦以来の得点を渇望する。「あとちょっと、って感じはあるけど、それが甘さなのかもしれない。過程は踏めているので次は結果につなげていけるように。あとちょっとのところは僕の技量次第。やっている以上は結局、入らないと意味がないので」。ディテールを詰め、今季初ゴールを果敢に狙う。

出場停止の馬場 不在を「少なからず補えるように」

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