ファイターズ
玉井大翔 2軍戦で7試合連続0封 手応え感じる新フォームで1軍復帰を目指す

■イースタン・リーグ3回戦 オイシックス5-6日本ハム(4月18日、鎌ケ谷スタジアム)
今季ここまで7試合で防御率0.00
日本ハムの玉井大翔投手(32)が1点リードの九回に5番手で登板。ピンチを迎えながらも1回を無失点に抑えて勝利に貢献した。2軍戦での開幕からの無失点試合を「7」まで伸ばした。
昨季、腰痛の影響もあって1軍登板なしに終わった道産子右腕。本領発揮で早期昇格を目指す。
不運な当たりなどで一打逆転のピンチ
取りつ、取られつのシーソーゲームとなった一戦は、八回に日本ハムが山口のホームランなどで再逆転に成功した。セーブシチュエーションでマウンドに上がった玉井だったが、先頭打者の三塁への平凡なゴロが、ベースに当たって大きく跳ねてしまい、レフト前ヒットになった。アンラッキーな幕開けとなると、その後2死二、三塁と、一打逆転のピンチに追い込まれた。
冷静なマウンドさばきで後続を遊ゴロ
だが、百戦錬磨のベテランは「いつも通り、自分のピッチングをするしかないので、バッターとの兼ね合いと、カウントを見ながら。一塁も空いている状況だったので、甘い球でカチーン(とヒット)だけはやめようと」と心を乱すことなく冷静に対応した。
次打者を遊ゴロに切って取り、しっかりと試合を締めくくった。
状態は右肩上がり 「まだまだ詰められる」