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2025/04/20 21:05 NEW

【一問一答】吉田賢吾 〝4度目の正直〟で決勝打 「勝っても負けても、自分が全責任を負うつもりで」

七回2死満塁、先制打を放った吉田(左)=撮影・松本奈央

■パ・リーグ6回戦 日本ハム2-0オリックス(4月20日、京セラドーム大阪)

 日本ハムの吉田賢吾捕手(24)が「5番・DH」で先発し、好機で3度凡退した後、七回2死満塁で迎えた4打席目に決勝の左前打を放った。一問一答は以下の通り。

―好機での打席が4回続いた。心境はどうだったか
「最初は、金村が頑張っていたので、早く先に点を取りたい中で、打てずに申し訳ないという気持ちだったんですけど、さすがにこんなに回ってくるかと(笑)。しかも全部が2アウトで、一、二塁、一、二塁、満塁、満塁。3打席凡退して4打席目は、もうこうなったらマインドが全てだと思って、ファンの皆さんには申し訳ないですけど、3回も4回も一緒だなと思って、自分の持ち味は積極的にボールをスイングしていくところなので、割り切って。3打席目が終わった後に、(新庄)監督から、『ちょっときょう、ボールを見すぎていない? ボールを見すぎて、一個(打ちたいポイントより捕手側に)入られているんじゃないか』と助言していただいて、確かに振り返ると、反対方向に打つ時も、良い時はあそこまでポイントが入っていないですし、そういった助言もあったり、前のバッターの方たちがすごいつないでくれて、何度も何度もチャンスで回してくれていたので、ここだけはと思って最後の打席はいきました」

七回2死満塁、先制打を放つ吉田

 

―抜けた時の気持ちは
「ホッとした気持ちもありましたけど、あの4打席目は今後の自分の生活に関わる打席だと認識していた。前の3打席は忘れて、ここで打てなかったらしょうがないと思って、割り切っていきました」

七回2死満塁、先制打を放った吉田(右)

 

―変化球を頭に入れていたか
「あそこは球種うんぬんというよりも、ボスがおっしゃっていたように、見すぎないこと。打てるコースに来たら打つことが自分の持ち味なので、スライダーは反応で打ちました」

―これまでも試合中に新庄監督からのアドバイスはあったか

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