【一問一答】古林睿煬 日本デビュー前日に語ったファイターズ愛「すべて素晴らしいチーム」
23日の楽天戦に先発する古林=撮影・桜田史宏
今季から日本ハムに加入した台湾出身の古林睿煬投手(24)が、23日の楽天戦(エスコンフィールド)に来日初登板で先発する。前日22日に日本、台湾メディアの取材に応じた。一問一答は以下の通り。
―日本デビューを翌日に控えた今の心境は
「今はすごい冷静で、あしたになったら、何か変わるかなという感じです」
―どんな調整をしてきたか
「今までと同じように、体のケアと自分の投げる感覚を調整してきました」

―技術的に、チェックしてきたことは
「特に大きな変化はなく、シーズンの中の1試合という気持ちで、普通の調整をしてきました」
―楽天の印象、警戒するバッターは
「初めて対戦するんですけど、すごい強いチームという印象は持っていて、あした実際に投げてみて打者の反応を見ながら、調整していきたいです」
―あした投げることは、いつ言われたか
「前回の2軍戦での登板後です」
―台湾メディア、ファンも多く来ている
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「わざわざ来ていただいて、とてもうれしいです。来ていただいたことを無駄にしないように、あした良い結果を出せるように頑張ります」
―あしたは来場したファンに観戦証明書が配られる
「チームの方に特別な準備をしていただいて、感謝しかないです」

―どういうボール、どんな投球を見せたいか
「自分のパフォーマンスより、チームが勝てるピッチングをすることが一番だと思うので、そこをしっかり見ていただければなと思います」
―家族は来るか
「はい。祖母と、妻が来ます」
―あしたへの意気込みを
「あしたは初めてなので、緊張するとは思うんですけど、今はあしたのことは考えずに、きょうはきょうのことをやって、しっかり準備したいと思います」
―1週間以上前に登板が発表され、台湾でもイベントがたくさん行われたことをどう思うか
「台湾の投手が日本に来ることが多くない中で、(前所属の)統一ライオンズの方、チームメートからいろんな応援メッセージをいただき、いろんなイベントをやっていただいて感謝しています」
―前のチームメート、監督からのメッセージをもらって、感じたことは
「ビデオメッセージを送っていただいて、日本に来ても1人じゃないんだと思えて、うれしかったです」
―日本の打者のイメージは、実際に2軍で投げて変わったか
「昔、台湾にいた頃から、日本の打者は技術が高くてコンタクト能力があると思っていて、そこは想像通りでした。それに加えて、パンチ力のある選手が多いなと感じました」
―1軍に帯同して、ファイターズの印象は
「一言で言うと、すべて素晴らしいチームだと思っています。チームメートもコーチ、スタッフも皆さん積極的にいろんなことを手助けしてくれて、一緒にできるのは本当に素晴らしいことだと思います」
キャッチボール後、梶原ブルペンキャッチャー(右)と話す古林
―おばあさんの存在はどんな存在か
「小さい時から今まで、ずっと面倒を見てくれて、生活面、どういったこともいつでも頼ってきた特別な存在です」