【一問一答】伊藤大海 7回1失点もスライダーに課題「シュルシュルシュルシュルみたいな感じで、一番危ない球」
7回1失点と好投を見せた伊藤=撮影・桜田史宏
■パ・リーグ4回戦 楽天4-2日本ハム(4月22日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの伊藤大海投手(27)が先発し、7回5安打9奪三振の1失点と好投するも、チームは降板後に逆転負けを喫して3勝目はお預けとなった。一問一答は以下の通り。
―投球を振り返って
「序盤はちょっと力みもありましたけど、最少(失点)でいけたのは良かったかなと思います」
―最後まで強い球を投げていた
「そうですね。ランナーを背負う回が多かったので、長いイニングは難しかったんですけど。真っすぐが良いので、それに頼りがちなんですけど、もうちょっと球数も減らしていけるような、そんな内容を目指していきたいなと思います」

―調子が上がってきているか
「真っすぐの状態は開幕してからずっと良いので、あとは変化球のちょっとしたところをもうちょっと詰めていかなければいけないなというのはありますけど」
―変化球の精度を上げることが課題か
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「スプリットは結構、良い感じで投げられているんですけど、スライダーがちょっといつもと違うかなというところで。ここぞというところで今だったら真っすぐ、スプリットとなるところに、スライダーがもう1球種、入ると全く変わってくると思うので。やっぱり自分の良い時は、スライダーが使えて、真っすぐが使えて、スプリットも使えて、追い込んでから、ないし勝負カウントで3球種でいけるところが強みなので、そこは早めに取り戻したいなと思います」
―スライダーは引っかけ気味なのか
「いや、曲がっていないですね。そのまま(曲がらずに)シュルシュルシュルシュルみたいな感じで、一番危ない球。ちょっと使いづらいなというところです」

―修正できそうか
「真っすぐに影響が出ないように、どうにか持っていきたい。きょうはちょっと曲げたいがために、肘を出したりしてしまったので、それは真っすぐに影響が出そうだと思ったので、そこは曲がりを優先するというよりは、しっかり横変化というか、大きく曲がらなくても良いので、ちゃんとスライダーだとバッターが認識するボールを投げたいです」