ファイターズ
2025/04/23 00:05 NEW

山県秀 エスコンデビュー戦で希望つなぐ執念の内野安打「少しでもチームの勝利に貢献できるように」

九回2死、山県がヘッドスライディングを見せ、内野安打で出塁する=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ4回戦 楽天4-2日本ハム(4月22日、エスコンフィールド北海道)

八回の守備から途中出場

 日本ハムのドラフト5位ルーキー・山県秀内野手(22)が八回の守備から途中出場。〝エスコンデビュー〟を飾った。

 九回2死という土壇場で迎えた打席では、二塁への当たりを内野安打に。望みをつなぎ、エスコンに詰めかけた大勢のファンの前で、勝利への強い執念を見せた。

希望をつなぐヘッドスライディング

 あと1アウトで試合終了という場面で迎えたエスコンでの初打席。「とにかく(1番の)万波さんに回したかった。自分が塁に出て、ホームランで同点だったので、そこを意識して打席に入りました」。山県が放った二遊間への打球は、外野には抜けずに二塁手がキャッチ。だが、決してあきらめることなく全力疾走し、最後は一塁ベースにヘッドスライディング。勝利への希望をつなぐ、内野安打をもぎ取ってみせた。

 「2点差あったので、素直に喜べる状況ではなかったですけど、それでも1本出たのはうれしかったです」と本拠地初ヒットの喜びを口にした。

九回2死、山県が内野安打で出塁する

 

日々、進化の大卒ルーキー

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