【一問一答】北山亘基 25日のロッテ戦に先発 「(エスコンは)声援も身近に感じられる」
25日のロッテ戦に先発する北山亘基=撮影・桜田史宏
日本ハムの北山亘基投手(26)が25日のロッテ戦(エスコンフィールド)に先発する。23日の練習後に取材に応じた。一問一答は以下の通り。
―ブルペンに入っていたが、投げた感触は
「きょうはすごく良い状態で投げられましたし、前回の課題が自分なりにあるので、そこもしっかりピッチングの中で確認して投げられた。不安なく(試合に)入れるんじゃないかなと思います」
―課題はどのようなところか
「インサイドの使い方とか、ピッチングの中の組み立て方というか。まだ有効に使えていないボールが何個かあったので、しっかりきょう、真っすぐも変化球も両方、確認して投げられたので良かったです」

―ロッテ打線の印象は
「塁に出すと、厄介な選手もいますし、チームでつないでくる、つながり出すとややこしいイメージがある。とはいえ、しっかり一人一人に集中していけば大丈夫だと思うので、そこは集中して入っていけたら良いんじゃないかなと思います」
―(4月2日のソフトバンク戦以来)久々にホームで投げる。ファンにどんな投球を見せたいか
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「声援もすごく身近に感じられますし、ビジターよりも、気持ちがすごく伝わってくる球場なので、そこをプラスに変えられるようにいきたいです。僕もホームの方がしっかり準備をして入れると思う」
―結果が出ている要因は
「なんとか良くも悪くも5、6回、試合をつくろうというところで投げられている部分があると思うので、そこは一つ良いのかなと思いつつ、でも、もっともっと内容の伴ったピッチングも今後はしていかないといけないと思っている。納得のいく内容で次は勝てるようにやっていきたいです」

―イニングを増やしたいか
「そうですね。1人にかける球数もちょっとまだ多いですし、もうちょっと省エネと言ったら言い方が悪いですけど、無駄な力を使わずに抑えていけるように、より集中して思った通りの打ち取り方ができるようにやっていきたいなと思います」
―注意したい打者は
「ランナーをためて外国人選手のソト選手とか、ポランコ選手とかに一発が出たら、試合が決まっちゃうと思うので、そういうところは注意したいです」
―直球の手応えは
「平均球速を上げたいというのは一つ課題としてやってきましたし、それが実際、数字としても上がってきている部分はあるので、一つの成果として捉えつつ、もっともっと上がっていくと思うので、そこは妥協せず、もう一個、高みを目指してやっていきたいです」

―古林が(23日に)投げる。刺激を受けることは
「個人的に、良いピッチャーなので楽しみですけど、あんまりほかのピッチャーを見て、僕も負けていられないと思うほど、余裕もないです。自分のことに今は精一杯なので、とにかくチームが勝つように、きょうは応援したいですし、古林が良いピッチングをするのも楽しみです。ただ、もうあさってに自分の試合が来るので、そこにしっかり100%準備していきたいなと思います」
―いつもと違うユニホームで投げることについては
「なんか、新鮮でいいなと思いますし、去年は黒っぽいユニホームで良いピッチングができた。(今回も)ほぼ黒なので、願掛けというか、それにあやかっていけたら」
―良いイメージは大事にするか
「そんなに気にしないですけど、良い要素があれば信じた方がいいかなと。それは気楽に捉えてうまくいったらいいなと思います」
金村(左)と談笑する北山