【タイトル未定の日常】#52 谷乃愛と多田萌加 2人が感じているお互いの良さ
「タイトル未定の日常」#52は谷乃愛(左)と多田萌加=撮影・小田岳史
初めて出会ったのは?
今回の「タイトル未定の日常」は、グループで一緒になる前から交流のあった谷乃愛と多田萌加の2人に出会った当時のことや、お互いの印象を語ってもらった。
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谷 「最初の出会いはいつだっけ?」
多田「雪まつり…?」
谷 「雪まつりだよね。2019年かな?」
多田「そうだ、19年だ!」
谷 「だから6年前」
多田「私は推しだったよ」
谷 「絶対うそ! 本当に?」

「雰囲気がタイプすぎて」
多田「私と乃愛ちゃんの前のグループって、なかなか対バンで一緒にならなくて、どんな子か分からなかったけど、雰囲気がタイプすぎて、ずっと『早く生で見たい!』って思っていての雪まつり」
谷 「そうだったんだ!」
多田「めっちゃうれしかったよ」
谷 「うそだー!」
多田「本当に。当時のメンバーに『(谷)乃愛ちゃんに会える』って、めっちゃ言ってたもん。でも楽屋も違ったから話せなくて」
谷 「(多田)萌加ちゃんもかわいかった! そのあと、SNSでやりとりしてて『今度ご飯行きましょう』みたいな感じだったね」
多田「それでご飯に行ったのが23年の3月」
谷 「もう2年前か~」
夢みたい。逆にこんな…ていいんだろうか
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多田「推しと同じグループになるのは夢みたい。逆にこんな近くで見ていいんだろうか(笑)。それぐらい、今も昔も変わらずめちゃくちゃアイドルだから、今は刺激になってる。トップオブトップのアイドルの姿を見ながら、推しからのパワーと共に私も頑張ろうって思っているよ」
谷 「え~、うれしい。まさか本当に一緒のグループになるとは思ってなかったね。でも、アイドルになりたかった、っていうのは知っていたから、それが一緒のグループになって、同じ気持ちで活動できているのがうれしい。私からしたら、萌加ちゃんは北海道の顔だと思っているから、新しい風をタイトル未定に吹かせてくれてありがとうございます!」
多田「え~」

谷 「本当に。これはメンバーみんな言ってるよ」
多田「うれしい。タイトル未定に入ってみて、乃愛ちゃんの印象は変わったな。フワフワしていて天然なところが私はすごい好きだけど、それだけじゃなくて、めっちゃ芯があって強い女性なんだなって。グループのためにこうした方がいいっていうのは、めちゃくちゃ考えているし、言ってくれる。立場も年齢も違うメンバーに言うことはなかなか難しいことだと思うけど、それをちゃんと言ってくれるのは、グループへの覚悟や愛を感じるよ」
ダンスの練習している動画を見て…
谷 「萌加ちゃんはまんまかな。フワフワしてるよね? でも、私もフワフワしてるけど、ちゃんと芯があるって感じているから、感じていることは同じかも。努力家さんって感じがする。めっちゃ感動したのが、バンドライブを見に来てくださっていた萌加ちゃんの知り合いが『見て』って、ダンスの練習をしている動画を見て、ちょっと泣きそうになった」
多田「あれ、恥ずかしかったな」
谷 「仕事は真面目だけど、プライベートはフワフワな気がする(笑)。そして話し方が上手。エピソードトークも多いし、そのエピソードトークを話したときのオチの出し方がめっちゃ上手で、いつもすごいなぁと思って聞いてる」
多田「やめてよ(笑)」
谷 「仕事じゃなくてプライベートのときに話すエピソードトークとオチが上手」
多田「やばい、プレッシャーになる(笑)」
2人が加わって「楽屋が明るくなった」
谷 「萌加ちゃんと(山下)彩耶ちゃんが入ってから、雰囲気が変わったよ。北海道の顔になるっていうのがタイトル未定の目標だったから、すごくいい方向に変わっていってるし、楽屋が明るくなった。笑いのツボが一緒なのはうれしかったな」
多田「楽屋で(冨樫)優花ちゃんが一番話していることがあるよね」
谷 「あるある。でも阿部かな?」
多田「基本的にどんなときでも話しているのは(阿部)葉菜ちゃんだね」
多田「冠番組の収録も始まってるけど、やっぱり谷さんすごいなって思う」
谷 「えー!」
こけても、ボケても、正論言っても全部が〝素〟!
多田「本番前に『どうしよう、できないかも』みたいに緊張しているけど、それが冗談かと思うぐらい、個性が出てる。私はどうしても始まった瞬間に、自分がなりたい自分を演じちゃうから、結局本当に自分の思っていることが言えなかったりとか、素を出せないまま終わっちゃうんだけど、乃愛ちゃんは何を考えているのか分からないんだけど、おもしろくなるし、それが素だから、嫌な感じがしない。こけても、ボケても、正論を言っても、全部乃愛ちゃんの素が出ているから、すごいなと思う」
谷 「褒めてる?」
多田「めっちゃ褒めてる」
谷 「私は家でもこういう人だから、それを出し過ぎているのも自分の中で良くないなって思ってる。逆に私は萌加ちゃんとか阿部とかの方がずっとなりたい自分だった。冷静な大人というか。萌加ちゃんは本当に求められていることを理解しながら、進めてくれるからさすがだって思ってる」
多田「それは経験すれば身に付いてくるものだと思うよ」
谷 「いや~、いやいやいや」
多田「全然大人な部分あると思うし、みんなが大人でもつまらないよ」
谷 「もうキッズすぎて」
多田「かわいい部分もあるからこそ、普段きっちりしてるギャップをみんな分かっているよ。その両面をバランスよく出せる人ってなかなかいないし、唯一無二だと思う」

去年までは自分に自信がなさすぎたので
谷 「本当に? もう去年までは自分に自信がなさすぎて、自分のキャラクターも分かってなくて悩んでて、個性を見つけられたのがラジオとかだったから、それを褒めてくれてうれしい。3人のときとかバランサーみたいに言われることに悩んでた。特別できることがなくて、比べられている気がするというか、3人のときは2人がシンメ(左右対称)みたいな感じで、歌い方は違うけど、歌で見られている2人で、私はそんな個性がない歌い方だったから『私はバランサーだよね』みたいな風に思い込んでた」
多田「私はうらやましすぎるぐらい、個性しかないと思うよ。バンドワンマンの前日も(冨樫)優花ちゃんとめっちゃ乃愛ちゃんの話をしてた。『乃愛ちゃん、めっちゃ良かったよね』みたいな話になって。5人になってキャラクターも増えて、いろいろ悩んで終わりじゃなくて、ちゃんと自分の力に変えてきてるから、すごいと思って見てたよ。ファン目線だけど、表現の幅がすごい広がって、かわいいだけじゃない強さも見える」
24時間褒め倒せますか? もちろん!
谷 「えー、うれしい! こんなうれしいの初めてかも。きょうすごい!」
多田「え、いいよ。24時間言えるよ! ずっと褒め倒せるよ。褒め回す対談になった(笑)」
