コンサドーレ
中村桐耶 スタメン奪取へ守備力を強化する「繰り返し練習して身に付けていくしかない」

■4月26日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は25日の大宮戦(NACK)に出場しなかったメンバーで全体練習を行った。DF中村桐耶(24)は12日の水戸戦(Ksスタ)に先発したが、失点に絡んだこともあり、同戦以降は出場から遠ざかっている。まずは自身の守備力強化に時間を費やしながら、アピールのときを待つ。
12日水戸戦で失点に絡んでから…
練習あるのみ―。全体練習終了後、中村はハイボールやクロスをはね返す練習を繰り返した。今季は開幕からDFの一角として先発出場することが多かったが、12日の水戸戦でハイボールへの処理を誤ったプレーが失点につながった。翌週の20日藤枝戦(プレド)ではベンチから外れ、25日大宮戦はベンチスタートも出番はなかった。
「チームとしても思い通りにいってないし、僕も今、出場機会がだいぶ減っていて、監督の求めるプレーにはなかなか届いていない。多分監督はもっとやれると思った上で使ってくれていたと思う。そこで結果を出していないので、まずはその課題をしっかりクリアしていかなきゃ、と思っています」
まずは「安い失点」を減らす
岩政監督の言う「安い失点」を減らすことが最優先課題だ。「自分たちのゴール前の強度とか、人のマークに行き切れていないところだったりが、失点につながっていると思う。守り方どうこうより、最後ゴールを割らせないためにボールに寄せ切るところなどで、防げることも多いと思う。全体で練習からそういう雰囲気というか、意識を持ってやっていかなきゃ、と思っています」とこの日の練習でも周囲に声を掛けながら、ミニゲームに臨んでいた。