少々、マニアックな話題になる。ＭＭＡ（総合格闘技）を主体としたビッグイベント「ＲＩＺＩＮ男祭り」が５月４日に東京ドームで行われる。ファンにはたまらない豪華なカードが組まれている。以前から、これを楽しみにしていた記者は、ＭＭＡ通として知られる柳川に見どころを尋ねた。

　ある意味、予想通りの答えが返ってきた。「全部おもしろそうです。一番、注目しているのはクレベルｖｓシェイドゥラエフ。シェイドゥラエフが負けるところが想像つかないので、どうなるか」。国内屈指の人気、知名度を誇る朝倉未来が引退後の復帰戦となるため、ＳＮＳなどで盛り上がっている。ただ、それよりも外国人同士の実力派対決を挙げるところが、ガチ勢だ。

　オフなら現地観戦したいところだが、当日はエスコンで西武戦があり「もちろん行けないっす（笑）。でもデーゲームなので終わったら見られますよね」とニヤリ。ペーパービュー（有料視聴）を購入する計画を立てていて、メインを含めた夜の数試合はリアルタイムで観戦できそうだ。

　ファイターズの中でも万波、浅間ら格闘技好きは意外と多い。体が資本のアスリートとして共通点があるのだろう。柳川は「勝った方が全部、持っていく。負けたら全て失う。一戦に懸けるところは、似ているところがあるかもしれません」と明かした。リングに上がるファイターと同様、リスクを背負ってプレーするからこそ、見ていて心を揺さぶられる。