コンサドーレ
2025/04/29 23:30 NEW

石水社長 サポーターミーティングで〝クラブフィロソフィー〟発表 今夏の補強策も明言

試合後行われたファンミーティングに登壇した石水社長(右奥)=撮影・松本奈央

ホーム長崎戦後に開催

 北海道コンサドーレ札幌を運営する株式会社コンサドーレが29日、札幌・大和ハウスプレミストドームで行われた長崎戦後に、サポーターズミーティングを開催した。石水創代表取締役社長(43)とフットボール部の竹林京介部長(49)が登壇し、新役員体制や収益状況、チーム強化計画について参加者に説明。終盤にはクラブを築く信念や価値観を表す〝クラブフィロソフィー〟が発表された。

クラブの指針を3つに分けて説明

 若きリーダーが先頭に立ち、遠い未来も愛され続けるクラブを築く。4月の中旬に開かれた幹部合宿の様子を映像で伝えた石水社長はPurpose(目的、存在意義)、Football Philosophy(クラブの理念)、Core Value(中核となる価値観)の3つに分けて、クラブの指針を示した。

ミシャ時代の哲学継承

 選手やスタッフにもアンケートを採り、定まったFootball Philosophyは「走る、闘う、規律を守る。その笑顔のために。」

 石水社長は「(前監督の)ミシャさんは戦術、ロマンといろいろな話をしたが、試合前は必ず走る、闘う、規律を守る、行くぞ! と言って選手を送り出していた。これは、どの監督になっても基本になる。私たちはその姿に感動するのだと思う。これをコンサドーレのフィロソフィーに制定しました」と、声高らかに宣言した。

竹林部長はデータ交えて現状説明 補強を目指す選手の具体的な特長も

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