冬季スポーツ
新生フォルティウス ミラノ五輪目指す
カーリング女子の「フォルティウス」が24日、スタートアップ記者会見を行った。11月末に解散した「北海道銀行フォルティウス」の主力選手4人が、2026年ミラノ・コルティナ五輪へ向け、再出発を誓った。
クラブチームとして、1日に始動した新生フォルティウス。リードの船山弓枝(43)=写真左=は「チームをただ強くしていくためではなく、日本のカーリング界の未来を見据えたもの」と大きなビジョンを説明した。
セカンド近江谷杏菜(32)、サード小野寺佳歩(30)、スキップ吉村紗也香(28)に加えて、新たに小林未奈(19)が5人目の選手として加入する。26年冬季五輪出場を目指すとともに、ジュニアの育成や地域貢献にも注力していく。
11月末で、10年間メインスポンサーを務めた北海道銀行との契約が終了。活動費は年間4~5000万円必要で、現在は広くスポンサーを募っている。船山は「最愛のメンバーと最高のスタッフがいる。残すは最強のサポーター。一丸となってフォルティウスを進化させていきたい」と支援を呼びかけた。来年1月にはクラウドファンディングも予定している。