ファイターズ
佐藤龍世 四回千金適時打
■日本ハム4-2楽天(7日、札幌ドーム)
途中加入した道産子が、首脳陣の期待に応え続けている。「6番・二塁」で先発すると、1点先制した直後の第1打席だった。四回2死二塁から早川の直球を詰まりながらも、右翼前に落とす適時打で4試合連続安打をマークした。
「1日1本」の心掛けが好成績に結びついている。「スタメンで出る時は絶対に(安打を)1本以上は打たないといけない立場だと思っている。それがきょうみたいに良いところで打てたら、なお良いですし、まずは1日1本。それがちゃんとできるのかなと思います」
後半戦からチームに加わったが、栗山監督の気遣いが心を軽くさせている。「栗山監督が1日に1回、絶対に声をかけてくれますし、そういうものが(あるから)、のびのびプレーできている」と感謝した。
自ら人見知りと認める佐藤は「慣れるまではネコをかぶらせてください」と笑ったが、グラウンド上での存在感は抜群だ。
(十島功)
◆上沢はきょう8日先発登板
きょう8日の楽天戦に先発する。前回8月31日のオリックス戦では、今季最多135球の熱投で7回1失点と好投。「(疲れは)全然大丈夫ですね。ここ最近、少しずついい感覚になってきているので、それを継続していきたい」と意気込みを口にした。現在8勝を挙げているエースが、2018年以来3年ぶりの2桁勝利に王手をかける。(札幌ドーム)