≪ビッグボスTALK≫監督になる、なれるんだって
「赤は譲らない、当然でしょ」
―監督就任に向けて、毎日続けられていたこと
「試合を見てた。もう全チャンネル見てた。野球をもう一回、思い出そうっていうのと、良い選手いないかって。監督になる、なれるんだって思って。いつかはやりたいと思っていたから。それがこんなに早く来ちゃった。まだ勉強不足だわ、逆に(笑い)」
―監督目線で見ていたか
「監督になったら、こうしたいっていうのは昔から。ユニホームを着ていたときから。どこかであったんでしょうね、監督願望。何でここで、そのサインやねんとか。何でそこに投げんねん、とか。俺の見るポジションはテレビのポジションと一緒ですから。センター。だからよく分かるんですよ」
―現役時代は外野守備の名手だった
「実際、プロ野球を見ていても、守備に関しては何か変な感じ。うまいと思ったことがないからね、プロ野球選手を見て」
―昨秋の練習視察では、守備と走塁への意識が強いと感じた
「いやいや、あれぐらいじゃ。まず基本は低く投げなさい。簡単でしょ?ワンバンでいいよ、ワンバン投げなさいって。それはこの僕が言うから説得力がある」
―選手たちの服装が明るくなった
「全員じゃないけどね。それはちょっとずつでいいですよ。いきなり変わってたら、俺が注意する(笑い)。いきなりはダメなんですよ。合ってないなら言いますよ」
―現役時代は選手それぞれのカラーがあった。今の選手に見えている色はあるか
「いや、見えてない。だってプレーを見てないもん。プレーを見ないと、色は見えないから」
―赤は譲らない?
「譲らない。当然でしょ。別に赤でもいいんですよ、選手が赤つけても。みんな赤だったら、俺は違う色を付けるけど。俺は赤って決めている、(両手に)2つ」
―北海道の好きなところは
「道が広い、風がおいしい、緑がある。ちょっと開放感がある場所。東京とは違うんですよ。それプラス、何を食べてもおいしいっていうところに温かみが出て。でも人は、この北海道のイメージとは違うイメージなんですよ。熱するのが早くて、冷めるのが早いイメージが何かあるね」
―ファンフェスの視聴率が高かった
「うれしかった。東京の番組でもそうなんですけど、めちゃくちゃ視聴率を気にする。本当に。嫌なんですよ、低いのが。裏番組で視聴率がいいものがあったら、ちょっと断りたいぐらい。負けたくないから。それぐらいこだわりますよ」
―これからはさらに注目の的となる
「地上波で日ハム対巨人。フジあたりで流してくれたら最高。1試合でいいから。それがもう注目度の表れでしょ。そのときに冷めているか、冷めてないかは分かる。そのときまでは粘ろ(笑い)。あとはチームが勝って、面白いプレーとかいっぱいしていたら、もしかしたらあり得るよ」
―選手のSNSも見るか
「見てる。見てるけど、全員のは見ていない。ていうか、全員やってないでしょ?あんまりやり過ぎると、川村社長に怒られる。でも考えてやってますよ。これはさっきも話した野村(克也)さんの方法。マスコミを使って選手に伝えていくっていう。面白い」