ファイターズ
2022/01/12 14:53

ドラ5右腕畔柳 大谷級の活躍で徹子の部屋出るぞ!

新人合同自主トレで丁寧にメニューをこなす畔柳。“大谷級”の活躍を果たし、目指すは「徹子の部屋」出演だ!(球団提供)

新人合同自主トレ第1クール終了

 「徹子の部屋」を目指す! 日本ハムのドラフト5位・畔柳享丞投手(18)=中京大中京高=が11日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で新人合同自主トレ第1クール最終日に臨み、人気長寿番組への出演を将来の目標に掲げた。名字の読みが同じ黒柳徹子(88)が司会を務め、過去には大谷翔平投手(27、エンゼルス)がゲストに呼ばれたこともある。まずは野球でスター街道を駆け上がり、夢の“クロヤナギ共演”をつかみ取る。

 “クロヤナギ”として生まれたからには、一度は出たい人気番組だ。司会の黒柳徹子が、毎回さまざまなゲストとおもしろトークを繰り広げる「徹子の部屋」。1976年の放送開始から、多くのファンに愛されて現在まで続いている。
 過去に放送を見たことがある畔柳は「プロ野球の中でもトップレベルの選手にならないと(出演は)難しい。そういう選手になれるように頑張っていきたい」と、将来的な出演に意欲を見せた。
 中、高校時代には、周りから親しみを込めて「徹子」と呼ばれることもあった。「クロヤナギで有名な方と言えばもう黒柳徹子さんしかいない。同じ名字のすごい偉大な方。(自分も)それくらいになれたら」と心から敬意を抱いている。
 ハードルは高い。出演できるのは、時の人や各界の超一流ばかりだ。プロ野球界からは2016年2月に二刀流・大谷、19年10月にソフトバンクの王会長と、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。ドラ5右腕が呼ばれるためには、今後の野球での大活躍が必須条件だ。
 まずは基礎を固め、1歩ずつ高みを目指す。年末年始は地元・愛知の「海よりも砂が重くて下半身にくる」という河川敷でほぼ毎日、2時間以上の走り込みを行ってきた。新人合同自主トレ開始後は、自主的に夜間練習も敢行。第1クール最終日を終えても「まだ体力的には全然大丈夫」と頼もしい。
 ビッグボスが求めているのも「タレント」。これから畔柳の名を全国にとどろかせ、夢の部屋への招待を勝ち取る。(近藤裕介)

長谷川威 横手投げの先輩・堀へ熱視線

 同じ横手投げの変則左腕・堀に熱視線を送っている。10日から鎌ケ谷に現れた左腕のキャッチボールにくぎ付けとなった。「やっぱりすごい球を投げる。どうやったら球が速くなりますかとか、堀選手の考えを聞きたい」と熱望した。参考にするために動画での研究も欠かさなかったという。直球に磨きをかけ、勝ちパターンの投手を目指していく。(鎌ケ谷)

上川畑 ファンの期待に応える

 ビッグボスが2日にファンの選んだスタメンを自身のインスタグラムで公開した。新人ながら「9番・遊撃」に名を連ね、「何も実績ない僕を選んでいただいているので、その期待に応えていきたい」と決意を新たにした。社会人ルーキーは第1クールは余裕を感じさせた。「バテない体づくり、けがをしない体づくりをしっかりやっていきたい」と1年間戦う土台づくりに専念する。(鎌ケ谷)

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