冬季スポーツ
佐藤 2度目五輪へ自信 スピードスケート女子代表
北京五輪に出場するスピードスケートの日本代表選手が13日、合宿先の長野県でオンライン取材に応じた。得意の1500メートルなどで代表権を得ている厚岸町出身の佐藤綾乃(25、ANA、釧北陽高出)は、2大会連続出場の五輪に向けて意気込みを語った。
オンライン取材
「大きな自信」を胸に2度目の大舞台に臨む。今季はW杯の1500メートルで3度表彰台に上がり、昨年末の代表選考会前に五輪出場を確実にした佐藤。日本のエース・高木美帆(27、日体大職、帯南商高出)とともに、女子中距離陣を引っ張る存在に成長を遂げた。
初出場の2018年平昌五輪では団体追い抜きの一員として金メダル獲得に貢献。北京五輪では「1500メートルでメダルを獲得できるように、気持ちを入れていきたい」と個人種目でのメダル獲得も目標に掲げている。
また、今季W杯で未勝利の団体追い抜きについては「金メダル獲得を目指して頑張っていきたいけど、他の国も強くなってきている。少しの気の緩みもできない。本番で勝てるようにしていきたい」と気を引き締めていた。