Bリーグ
2022/01/20 14:33

レバンガ新加入PG松下 佐古HCに学ぶ 札幌で入団会見

入団会見を行ったレバンガ北海道の松下

 B1レバンガ北海道は19日、特別指定選手として加入したPG松下裕汰(白鷗大4年)の入団会見を札幌市内で行った。昨年12月の全日本大学選手権で同大を初優勝に導き、MVPを受賞。期待の新星は早ければ22、23日の名古屋戦(ドルフィンズアリーナ)でB1デビューを果たす。

早ければ22日デビューも


 大学日本一の司令塔が加わった。昨年の全日本大学選手権でMVPを獲得し、白鷗大を初の全国制覇に導いた松下。「持ち味である粘り強いディフェンスや、アグレッシブにゴールに向かう姿勢を存分に発揮したい」と意気込んだ。
 入団の決め手は指揮官の存在だった。同じPGとして活躍した佐古賢一HC(51)が、今季から指揮を執っており「佐古HCがいるところでPGとして育っていきたいと思った。実績や経験がないので、佐古さんから学んで自分のプレーに生かせるようにしたい」。現役時代に「ミスターバスケット」と称された指揮官からPGの心得、技術を吸収するつもりだ。
 16日に全体練習に合流。チームのPG陣は寺園脩斗(27)が年明けの試合を負傷欠場し、新型コロナウイルスに感染した橋本竜馬(33)は15日に療養解除されたばかり。早ければ今週末の名古屋戦でデビューし、上位進出の起爆剤になる。

松下裕汰 (まつした・ゆうた) 1999年5月2日生まれ。静岡県出身。小学2年時に兄の影響でバスケットボールを始める。静岡・飛龍高では3年時の全国高校総体とウインターカップでともに8強入り。白鷗大では昨年12月の全日本大学選手権で優勝した。180センチ、79キロ。家族は母、兄。趣味はゲーム。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい