ファイターズ
2022/01/28 14:31

輝星 2・8阪神戦“開幕投手”名乗り!! BIGBOSS初陣で再び旋風巻き起こす

沖縄・名護の先乗り自主トレに参加する吉田がブルペンで調整(球団提供)

 「2・8」“開幕投手”に名乗り! 沖縄・名護でキャンプ先乗り自主トレを行っている日本ハムの吉田輝星投手(21)がオンライン取材に応じ、今季最初の対外試合となる2月8日阪神戦(宜野座)での登板を志願した。ビッグボス・新庄剛志監督(50)の“初陣”となる一戦で、注目度は抜群。4年目右腕は、そのマウンドをアピールの好機と捉えた。

新庄フィーバー利用

 新庄フィーバーを、アピールに利用する。2月8日の阪神戦は、ビッグボス体制初の対外試合。全国の野球ファンが大注目する一戦のマウンドに、吉田が立候補した。
 「やっぱり去年以上にアピールしないといけない立場と考えたら、最初は投げたい。初戦はみんな注目するし、インパクトが残るような投球内容を見せたい」
 4年前の夏、秋田・金足農高のエースとしてチームを甲子園準優勝に導き、旋風を巻き起こした右腕。注目を浴びる試合は大好物だ。阪神打線を相手に快投を披露し、一気にビッグボスのハートをつかみにいく。
 2022年も、投球スタイルは変えない。昨年11月の秋季キャンプで新庄監督から「速くね? 俺が現役の時、打てない」と絶賛された自慢の直球で、徹底的に攻めるつもりだ。今季“初登板”は、そのための試金石。「自分の真っすぐがどれだけ通用するか、初めの実戦で分かっておけば、ちょっと駄目だなと思っても、そこから修正する時間が取れる。真っすぐ中心でいきたい」と予告した。
 すでにキャンプ地の沖縄・名護に入り、先乗り自主トレではブルペンで捕手を座らせての投球も始めている。開幕ローテーション入りへ「先発には、いい投手がたくさんいる。そういう人たちに勝てるように、結果を出せるようにやっていきたい」と意気込んだ。まずは「2・8」の登板を勝ち取り、ビッグボス初陣を輝星劇場に変えてみせる。

■達 捕手立たせ30球

 捕手を立たせて、30球のブルペン投球を行った。この日は「モータス」という器具で、投球時に体にかかるストレスなどを数値化。「データと自分の体の感覚をすり合わせる」ことを天理高時代から重要視している。キャンプインは間近。「新庄ビッグボスがキャンプの初日に多分、国頭に来てくださる。(ブルペンに)入りたいですね」と意欲を見せた。(鎌ケ谷)


■畔柳 体力面を大事に
 焦らず、じっくりと状態を上げていく。この日もブルペン投球を行ったが、「6割くらいの力でしっかりタイミングを合わせることを第一に考えてやっています」と、慌てる様子はない。沖縄入りは近くなってきたが「まずは環境に慣れて、体力面を一番大事にしてキャンプに臨みたい」と、初のキャンプに気を引き締めた。(鎌ケ谷)

■石川亮、高山コロナ陽性に 
 日本ハムは27日、石川亮捕手(26)と高山優希投手(23)がPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。石川亮は倦怠(けんたい)感などの症状、高山は喉の痛みなどを訴えているという。両選手とも現在は自宅療養しており、今後は所轄保健所の指示に従い、対応していくとしている。 
 

 

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