コンサドーレ
FWシャビエル 攻撃的サッカーに自信 沖縄キャンプ合流
■28日、沖縄・金武町陸上競技場
北海道コンサドーレ札幌の新加入FWガブリエルシャビエル(28)が沖縄キャンプに合流した。“魔法使い”とも称されるテクニシャンは、超攻撃的サッカーへのフィットに自信をのぞかせ、ミハイロ・ペトロビッチ監督(64)の下で輝きを放つことを誓った。
興梠、小柏との連係に期待
さらなる飛躍のため、新天地での挑戦を決断した。シャビエルは昨季、名古屋でリーグ20試合に出場し、0得点。環境の変化を求め、自ら退団を申し出た。「昨年は自分の望んでいたシーズンにできなくて悔しかった。新たな環境で、必要とされるところで期待に応えたいと思っていた」。札幌からのオファーに「うれしかった。全力でこのクラブに貢献したい」と気持ちを新たにした。
堅守をベースにする名古屋から、超攻撃的サッカーの札幌へ。「当然それがオファーを受け入れた大きな理由。攻撃的なサッカーの質をさらに上げていくために、僕の特長を生かせる。フィットすると思う」と自信を見せる。高精度を誇る左足でのチャンスメーク。FW興梠や小柏らとの連係。ミシャの下でどんな化学反応を起こすか、期待が高まる。
この日28日の午後に合流したばかりだが「あすにでも試合に出たいくらい」と言うほど状態は良い。そして「チームメートの特長を早くつかみたい」とシャビエル。3週後に迫る開幕へ、頼もしいピースが加わった。
(石栗賢)