冬季スポーツ
美帆「気持ちの盛り上がりある」 スピードスケート陣 北京で初練習
北京冬季五輪に出場するスピードスケートの日本代表が31日、本番会場の国家スピードスケート館で前日の現地入り後初めて練習し、氷の感触を確かめた。
世界記録を持つ1500メートルなど複数の金メダルが期待される女子の高木美帆(27、日体大職、帯南商高出)は「予想していたより悪くないリンク。気持ちの盛り上がりもある」と頬を緩めた。
女子8、男子7人の全代表が氷に上がり、隊列を組むなどしながら約1時間、軽めに滑った。笑顔も目立ち、氷に描かれた五輪マークの上で記念撮影する場面もあった。
500メートルの日本記録保持者・新浜立也(25、高崎健康福祉大職、釧商高出)は「できることは全てやってきた。一日も早くレースが始まれば」と順調な調整ぶりをうかがわせた。(共同)